ピッコマで公開されている「あなたの心がわかるように」の感想と考察になります。
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【111話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
許すことはない
カルザン・ヘストンと顔を合わすウィンター。バイオレットと再婚しようとした彼にいい印象は当然なく、それを蒸し返してちくりと言うのでした。
一方、たとえ爵位を得てもブルーミング公爵夫妻を許すことはないと牽制するバイオレット。
親子の縁の仲を引き裂くのは悪いことだとブルーミング侯爵夫人に言い返されてしまいます。
しかし、ウィンターとの関係はもはや政略結婚ではなくお互い愛する夫婦なのだと告げ、これ以上はブルーミング公爵夫妻に好きにさせないという意思表示をするのでした。
自分たちの状況が苦しくなってやっと爵位を渡してきたのに、これを機に家族の関係を修復しようとしているなんて図々しすぎます。
ウィンターの幸せを少しでも考えることができれば、自分たちは身を引くこともできるでしょうに…
しかし、バイオレットが許すことはないとバッサリ言い切ったのは格好が良かったですね!ブルーミング公爵夫妻に振り回されることなく、バイオレットたちが愛を育んでいく姿が早く見たいです。
親子の仲
ウィンターが現れると、バイオレットが親子の仲を引き裂こうとしていると告げ口するブルーミング公爵夫人。
しかし、自分もそのつもりだとウィンターは答えます。
ブルーミング公爵夫妻と別れると、事業のことなどウィンターの心配をするバイオレット。
しかし、彼は事業を整理するといっても、お金にならないものを切り離すだけで、残すべきところは残すつもりだと得意げに笑うのでした。
ウィンターがブルーミング公爵夫妻をしっかりと切り離したので、バイオレットも安心したことでしょう。
それはそうとカーニック社は南部の事業を整理するとのことでしたが、最初から利益になるところは残していらないところを切り捨てるつもりだったよう。ウィンターはビジネスマンとしてしっかりしていますよね。笑
バイオレットの心配は取り越し苦労だったようで良かったです。
継承式の式典で
継承式の式典中、バイオレットにちょっかいを出すウィンター。会場が薄暗いことをいいことに、彼女にキスをします。
そして、二人の仲の良さそうな様子を見たカールソン。バイオレットと目が合うと、静かに扉に向かっていくのでした。
そういえばカールソンは銃を持ち込んでいましたよね。精神が不安定そうな彼はバイオレットたちが仲がいいのを目の当たりにしましたし、何か良からぬことをやらかさないか心配です。
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