ピッコマで公開されている「あなたの心がわかるように」の感想と考察になります。
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【108話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
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これが好機
一方、カーニック社が南部から事業撤退をすることを知ったアッシュ。
これを好機と捉えると、晩餐会で話した会話を公表すると議会の人たちに連絡するよう側近に指示を出すのでした。
ウィンターとバイオレットが南部貴族ウォーホーソンの反発を買っていることをいいことに、何やらまた良からぬことを考えているようです。
おそらくウォーホーソンを自分の味方につけるよう企んでいるのでしょう。
アッシュはバイオレットの本当の兄とは思えない行動ばかりしますね。。もう早くバイオレットを解放してあげて欲しいです。
アッシュの企みとは
ある日のこと。新聞には先王が失敗した国策を解決するためにアッシュが小作管理制度を廃止する予定だという衝撃の内容が掲載されます。
小作管理制度とは地主が小作料を不当にあげないよう小作管理人を置くことで小作人を守ったもの。
小作人たちには喜ばれた一方で割を食う形となったのはウォーホーソンを始めとする貴族たち。
つまり、アッシュは貴族たちの支持を得るためにこの制度を廃止しようとしているのでした。
アッシュが企んでいたということはこのことだったのですね。
反発する貴族たちがこの制度の危険性を風潮したり、この大がかりな政策が一時的に大きな赤字を出してしまっていたため失敗した国策となってしまっているようです。
大きな政策をすると混乱はつきものですが、せっかく小作人たちが守られたのにこれを廃止したら、また新たに混乱が起きることになりますよね。
しかも、また小作人たちは貴族たちが徴収する小作料に悩まされることになってしまうでしょうし。。
それにしても不思議なのが王権が廃止されているのに国策に口を出そうとしているアッシュのこと。
いまだに権力があるということなのでしょうか。。
バイオレットの案
南部の事業を整理することでウォーホーソンを敵対し、さらに他の貴族まで彼らの味方になるとホテル業を営むカーニック社としては痛いところ。
すると、バイオレットはウィンターや副代表らにあることを提案します。
それはアッシュが国策から手を引くよう、議会でアッシュと関係のある者の議席を奪うということ。
そして目をつけたのがローレンス家の議席3席、これを選出席に変えるということ。
アッシュが議会に影響があるように、王室の直系出身だった自分が説得すればそれも可能だと話すのでした。
バイオレットは自分の立ち場を利用してまで、アッシュに立ち向かおうとしていますね。バイオレットの戦う覚悟を感じました。
アッシュとバイオレットの直接対決が今から楽しみです。
強くなったバイオレットがアッシュのことをけちょんけちょんにするシーンが見たいですね!!
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