ピッコマで公開されている「あなたの後悔なんて知りません」の感想と考察になります。
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【88話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ロザリンを呼び出し
皇帝レイモンドは用件があってロザリンを呼び出していました。
どうやら彼女の父セリーヌ侯爵が北方から帰ってくるよう。家門の脱税の罪で北方へ送られていたものの、そこでの功績が認められて首都へ戻ることを許されたみたいです。
その話にロザリンは涙を流して喜んでいました。注目を集めている香水事業に加えて愛する父も帰還するとは、彼女にとっては良い事が続きますね。
また皇家の名前であずかっていた首都の邸宅もセリーヌ侯爵家へと戻されることに。
これまで母と一緒に貴族とは思えないような貧しい生活を送ってきたロザリンですが、これからはまた以前のような生活に戻れるのかもしれませんね。
彼女は本当に心優しい人なので今後の活躍を応援したいところです。
当時のこと
セリーヌ侯爵家の脱税事件についてレイモンド視点で少し詳しく触れられていました。
実際に悪事を働いたのは家門に仕える執事だったらしいのですが、責任を感じたセリーヌ侯爵家が自ら北方へ行きたいとレイモンドへ志願してきたのだとか。
どうやらセリーヌ侯爵はかなり責任感が強くて真っすぐな人物みたいですね。
レイモンドは当時事件の処理を宰相になったばかりのシオス侯爵に任せたらしく。今となって考えるとシオス侯爵が事件と関係していたのではとレイモンドは疑っているよう。
その事件以降セリーヌ侯爵家への世間からの風当たりは強くなり、クロフト公爵の冤罪事件とよく似ているとも。
これは限りなく黒でしょうね。シオス侯爵なら敵対する家門は汚い手を使ってでも潰そうとするでしょうから。
ちなみにここら辺のことは第71話でも詳しく触れられていました。今からでも当時の事件の真相を明らかにして欲しいものです。
ドロイド公爵邸で
ドロイド公爵邸ではジェレミーが父ドロイド公爵に怒鳴りつけられていました。
どうやら先日のパーティーで息子が起こした騒動が気に入らなかったよう。
ドロイド公爵は以前にもジェレミーに、存在しないかのようにひっそりと生きろみたいなことを言っていたので、なおのこと注目を集めるようなことが気に食わないのかもしれません。
ただ憤慨するドロイド公爵に対してジェレミーは冷静でした。彼はレイモンドのことを私生児だとして正当性に欠ける皇帝だと言い、それよりもドロイド公爵家のほうが正当性があると主張。そしてドロイド公爵家の栄光を取り戻すべきだと父を説得するという。
いや~ジェレミーが何を考えているのか分からないですね…。
まあエリヤと一緒にいるときの彼を見ていれば、これはただの演技で間違いないでしょう。これまでドロイド公爵家に誇りを持っている感じも無くて栄光を取り戻すべきだなんて言うはずないですからね。
おそらく父のこれまでの悪事を暴くために動いているのではと。ジェレミーがどんな意図を持っているのか気になるところです。
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