ピッコマで公開されている「あなたの後悔なんて知りません」の感想と考察になります。
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【71話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
こっそり動くジェレミー
ジェレミーは最近ドロイド公爵邸に出入りしているよう。まあそこは彼の出身家なので当たり前のことではあるのですが。
とはいえ令息として堂々と出入りしているのか、それともバレないよう隠れて忍び込んでいるのかはよく分からず。今回夜中にこそこそ動いていたところを見ると後者のようには思えます。
こっそり動いて何をしているかというと、ドロイド公爵の動向とシオス侯爵との関係を調べているよう。
というのも6年前に彼らの密会を目撃してから怪しんでいて、エリヤにとって危険な何かがあるとジェレミーは踏んでいるみたいです。
つまりジェレミーはエリヤを守るためにこっそり陰で動いてくれているわけですね。頼もしい限り。
今回ジェレミーはドロイド公爵の隠し持っている不正資料や砂漠商団との繋がりが疑われる証拠を見つけていました。シオス侯爵だけではなくドロイド公爵も関与していたわけですね…。
以前第61話では、ドロイド公爵家とシオス侯爵家について調べて欲しいとジェドに頼んでいる場面がありましたから、ジェドのほうでも何か情報を掴んでくれているといいです。
セリーヌ侯爵家は嵌められた?
エリヤはセリーヌ侯爵家に関しての調査をルーモントにお願いしており、今回その調査結果の報告を受けることに。
彼女がエグリータ帝国にいなかった6年間に名家だったはずのセリーヌ侯爵家が衰退してしてしまったという話がありましたから、その真相を知りたかったのでしょう。
報告によるとセリーヌ侯爵家は脱税により罰せられ、セリーヌ侯爵は北方へと送られたのだと。
ということは侯爵夫人ルウェリンと侯爵令嬢ロザリンだけが首都に残されたということでしょうか?これによって家門が傾いてしまったわけですね…。
ただその真相はというと、執事が犯人であるにも関わらず雑な調査でセリーヌ侯爵が罪を被ることになったとか。しかも処罰の決定は、当時レイモンドに代わって仕事を引き受けていた宰相のシオス侯爵が下したよう。
これは…。意図的にシオス侯爵がセリーヌ侯爵を陥れたようにも見えてしまいますよね。クロフト公爵の冤罪事件もそうでしたが、シオス侯爵は平気で汚いことをしますから。
シオス侯爵にとってセリーヌ侯爵が邪魔な存在だったという可能性はありそうです。ここの関係は気になるところですね。
それはエリヤの影響か
6年前に宰相のシオス侯爵がレイモンドの仕事を引き受けていたという話に関連して、ちょうど当時レイモンドが政務から身を引いていたのだとか。
なるほど~。パッと思い浮かんだのはやっぱりエリヤが姿を消したことによる影響とかですかね?6年前と言えばエリヤが姿をくらました時期と重なるので。
大陸中に人を送ってエリヤを探しているという話が第34話で描かれていましたから、仕事を他の人に任せてまでエリヤ探しに尽力していたということもあるのではと。
もしくは単にエリヤがいなくなったショックでしばらく休みたかったのか。
いずれにせよ政務を任せることでシオス侯爵にまた権力を与えてしまったということは、今になっては悔やまれるところですね…。
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