ピッコマで公開されている「あなたの後悔なんて知りません」の感想と考察になります。
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【64話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
エドモンドが怪我を
リゼナ主催のティーパーティーの最中、エドモンドが剣術の練習中に怪我をしたという報告が入り、パーティーは中断されることに。
性格の悪いリゼナも自分の息子が怪我をしたとなると動揺して心配しているよう。悪い奴でも母親の一面はあるのですね。
その話の流れでエリヤはまた少し複雑な表情を浮かべていました。
以前第60話でエリヤが皇居でエドモンドと遭遇した時、自分の息子カーライルは皇族としての権利を享受できないということでモヤモヤした気持ちを感じていることがありました。
カーライルの存在を隠すと決めたのはエリヤ自身ですが、それによって息子が得られるはずだったものを奪ったのではという罪悪感みたいなものですかね。
今回もまたそういう感情に襲われたのでしょう。それはエドモンドの話が出てくるたびにエリヤが向き合わなければいけない感情なのかもしれません。
皇子の座につけばその分危険に晒されることにもなるので、カーライルの安全のために選んだ道だと自身を持って欲しいですね。
シオス侯爵の狙いは
レイモンドはクロフト公爵の冤罪事件についてファルアン侯爵から調査報告を受けていました。
調査によるとバルテン伯爵やメタス子爵に関する証拠は出てくるものの、シオス侯爵に繋がる証拠はほとんどないのだとか。
シオス侯爵が黒幕なのは明らかなのにもどかしいですね…。
これまでシオス侯爵がなぜクロフト公爵を陥れようとしたのかその理由は不明だったのですが、ファルアン侯爵はある推測をしていました。
そもそもシオス侯爵の狙いはレイモンドだったのではないかと。
クロフト公爵を潰すことで彼を右腕としているレイモンドの力を弱め、そして後継者であるエドモンドを早く皇位を継がせようということみたいです。
まさか本当の標的はクロフト公爵ではなくレイモンドだったとは…。あくまでもファルアン侯爵の推測ではありますが、レイモンドもその話に納得しているよう。たぶんその推測で間違いなさそうですね。
エドモンドが成人する前に皇位についたのであれば、実質的に権力を握るのはシオス侯爵やリゼナということになるのかもしれません。
そこまで狙って考えていたとなると本当に腹黒くて欲深い奴らです。
レイモンドの補佐役
おそらくシオス侯爵はレイモンドのことを陥れようとしているであろう状況。
そんな中でファルアン侯爵はレイモンドの力になるため彼を補佐する役職につきたいと進言し、レイモンドも快く受け入れていました。
元々レイモンドにとって右腕がクロフト公爵なら左腕はファルアン侯爵と言われていたほどらしく。
頼もしい人物が傍で助けてくれることになりましたね~。ファルアン侯爵の今後の活躍が楽しみです。
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