ピッコマで公開されている「あなたの後悔なんて知りません」の感想と考察になります。
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【63話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
その令嬢の正体は
主催者リゼナへのプレゼントにひときわ小さな箱を取り出した大人しそうな令嬢。
彼女はセリーヌ侯爵家の令嬢らしく。エリヤは昔皇后になったばかりのころ、彼女の母であるセリーヌ侯爵夫人に色々と助けてもらった過去があるみたいです。
つまりエリヤからしたらお世話になった人の娘ということですね。
元々由緒正しい家門らしいのですが、なぜかセリーヌ侯爵令嬢はみすぼらしい格好をしているよう。エリヤがエグリータ帝国に居なかった間にセリーヌ侯爵家に何かあったみたいですね。
エリヤが知らない間に貴族家の勢力図も変わっているのかもしれません。
彼女は手作りの香水をプレゼントに持ってきたようですが、それについてロゼインが口を出してきて侮辱してくるという。
いかにも性格の悪いロゼインらしい振る舞いです。自分より立場の弱い人を虐めたくて仕方ないといった感じでしょうか。
気弱そうなセリーヌ侯爵令嬢は一方的に侮辱されるだけで、見ていて可哀そうになってしまいますね…。
助けに入るエリヤ
ロゼインがセリーヌ侯爵令嬢を侮辱している中、エリヤが助けに入ることに。
エリヤ以外誰も口を出さなかったところを見ると、令嬢たちの間でロゼインは発言力があるのかもしれません。ロゼイン自身というよりは、リゼナのいとこということで誰も逆らえないのでしょうね。
エリヤはロゼインの貴族としての礼儀がなっていない部分を指摘して黙らせていました。
さすがエリヤですね~。セリーヌ侯爵夫人には過去にお世話になったということでしたから、娘を助けて少しでも恩返ししたかったのかもしれません。
もしかしたらセリーヌ侯爵令嬢とは今後良い関係が築けるのではと。
そのみすぼらしい服装から家門の力が弱まっていることが推測されますし、セリーヌ侯爵令嬢自身も内気そうな性格なので、また社交界の場で虐められそうな気がしてしまいます。
その時はエリヤが助けてあげて欲しいですね。
財力を誇示するプレゼント
エリヤからもリゼナへのプレゼントがあるよう。
彼女が取り出したのはブルーダイヤモンドのネックレス。それはどんなにお金があっても手に入れるのが難しいとされている品物みたいですね。
その場にいる誰もが驚愕し、リゼナも驚いて目を見開いているようでした。
そんな貴重なものを皆の前でリゼナに渡すことでクロフト公爵家の力を示すのがエリヤの目的だったよう。
それからエリヤが帝国に多額のお金を寄付することについても話題に上がり、そういう令嬢たちの反応を見ると、財力を誇示するというエリヤの作戦は上手くいったみたいです。
ちなみに入手困難なブルーダイヤモンドも、フェニックス商団の主であるエリヤにとっては容易いことのよう。
彼女が手に入れられない品物はほとんど無いのではと思ってしまいますね。商団の存在は彼女にとって今後も大きな力になりそうです。
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