ピッコマで公開されている「あなたの後悔なんて知りません」の感想と考察になります。
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「あなたの後悔なんて知りません」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【121話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
リゼナの裁判
皇太子毒殺未遂事件に関する裁判が開かれ、リゼナには斬首刑の判決が下されることに。まあそれ以外あり得ないですよね。
裁判中のリゼナの態度は見るに堪えないものであり、皇帝レイモンドのことを罵ったり皇后であるエリヤを7年前に殺せなかったのが唯一の過ちだったなどと声を荒らげたり…。
どう転がっても死刑は免れないので、もはや嘘でも反省する素振りを見せるつもりなどないのでしょう。
終わり際にはエドモンドが皇帝になったらお前らを皆殺しにするぞと怒鳴りながら強制連行されてつまみ出されていました。
いや~最後の最後まで見苦しい…。エドモンドがそんなこと望むとは到底思えませんが、リゼナは勝手に息子に復讐を期待しているのでしょう。本当に愚かですね。
それぞれの処遇
リゼナは死刑となったわけですが、エリヤたちの意向でエドモンドは生かされることに。
母の犯した罪とは関係ないということで、彼は新たな姓を与えられて生きていくことになるのだと。心優しいエドモンドが命だけでも救われて一安心です。
またエリヤはエドモンドを外国へと送るつもりらしく。確かに重罪を犯したエリヤの子としてエグリータ帝国で生きていくのは大変でしょうから、他国で新たな人生を始めるというのは彼にとって最善なのかもしれません。
これについてエドモンド本人の意向は今回描かれていませんが、納得してくれるといいですね。
あとエリヤはエドモンドにリオンを同行させたいよう。彼なら安心して任せられるからと。
エドモンドの命だけは救って欲しいとレイモンドに懇願したのがリオンでしたから、きっと愛情を持って大切に育ててくれそうですね。
リゼナが死刑となる一方でエドモンドとリオンの命は救われたと。それぞれ妥当な処遇になったと言えそうです。
違和感を感じるエリヤ
リゼナの裁判後にエリヤは用件があってレイモンドの執務室を訪れることに。
そこには何やら薬を飲んだ形跡があり、しかもなぜかレイモンドは体調が悪そうで、どうしたのだろうかとエリヤは不可解に感じたよう。
もちろんそれは毒に侵されているせいなのですが、レイモンドの意向で秘密にしているため彼女は何も知らず。
そして気になったエリヤが質問してみるも、彼は少し疲れているだけだと話して薬も疲労回復のためのものだと誤魔化していました。
レイモンドからしたら絶対にエリヤには知られたくないのでしょう。カーライルを助けるために毒を摂取してしまったと知ったらエリヤが負担に思うでしょうからね。
またレイモンドはカーライルの体調が良くなったようだから皇后宮へ移ってはどうかと提案し、エリヤは少し戸惑いながらも受け入れることに。
執務室を出て行った後エリヤはレイモンドから距離を置かれたように感じて違和感を覚えているようでした。
いつもの彼であればゆっくりと太陽宮で過ごして行ったらいいと言いそうなので、確かに彼らしくないと感じるのも無理はないでしょう。
そのうちエリヤは真相にたどり着くことになるのか、その時彼女はどんな反応を見せるのか、今後が気になりますね。
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