ピッコマで公開されている「あなたの後悔なんて知りません」の感想と考察になります。
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「あなたの後悔なんて知りません」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【119話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
リオンの願い
解毒剤の在りかを教える代わりに甥のエドモンドの命だけは救って欲しいと懇願するリオン。
彼曰くエドモンドはレイモンドのことを本当の父親だと信じて育ってきて、そして今回の毒殺未遂事件も悪い大人たちに利用されただけなのだと。何の責任もないのに大人たちのせいで犠牲になるなんて残酷すぎると言うのです。
間違いなくリオンの言葉は正しいと思いますね。とにかくエドモンドが可哀そうすぎます。
そんなリオンの願いを受けて、レイモンドはエドモンドの命だけは助けてやると約束。憎い元皇太子の実の子ということで複雑な気持ちもあるかもしれませんが、エドモンド自身に非はないというのはレイモンドも理解して受け入れたのでしょう。
心優しいリオンのことも救ってあげたいところですが、彼の処遇に関する話はなく。
エドモンドの出生について真実を知りながら隠していたのは確かに罪に問われるべきことでしょうが、それでも最大限慈悲が施されるのを願いたいものです。
納得いかないリゼナ
エドモンドの命だけは救うと言うレイモンドに対してリゼナはなぜか納得いかないよう。本当は私のこともエドモンドのことも殺したいんだろうと煽っていました。
もう訳が分からないですね…。息子のことは救うと言っているのですから喜ぶべきでは?
惨めな思いをして生き続けるくらいなら死んだほうがマシという考え方なのかもしれませんが、それはリゼナの考えであってエドモンドのことまで決めつけないで欲しいものです。
そしてレイモンドはリゼナのことを裁判にかけるつもりだと発言。そのことを受けてリゼナは目を見開いて驚いているよう。
おそらくリゼナにとってはすぐに殺されるよりも世間の目に晒されて惨めな思いをするほうが苦痛なのではと。そういう意味でもレイモンドの選択は良いのかもしれません。
また最後にレイモンドはエドモンドがリゼナのことを庇い続けていたと伝え、リゼナは愕然としていました。少しは後悔の気持ちもあるのでしょうか?
あんなに心優しい子にどれほど酷いことをしたのか、愚かなリゼナが少しでも理解できるといいです。
解毒剤を発見
エリヤたち一行はシオス子爵邸を訪れ、リオンが教えてくれた情報をもとに解毒剤を発見。
実はリゼナがすでに解毒剤を破棄していたなんて最悪の展開も想像していましたが、そんなことはなかったようで無事に入手できて一安心です。
こうしている間にもカーライルは毒に苦しんでおり、一刻を争う事態ということでエリヤたちは解毒剤を持ってすぐに皇居へ向かうことに。
どうにか解毒剤が間に合ってカーライルが元気な姿を取り戻せることを願いたいですね。
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