ピッコマで公開されている「あなたの後悔なんて知りません」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第101話 | 第102話 | 第103話 |
「あなたの後悔なんて知りません」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【102話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ジェレミーを庇う
砂漠商団の事件にシオス侯爵が関与していた証拠を入手したことについてレイモンドに伝えにきたエリヤ。
これだけの証拠があればすぐにでもシオス侯爵家を潰せるとレイモンドは確信したよう。
そしてそれと同時に彼はその情報をどこで手に入れたのかと気にしているようでした。ジェレミーから提供されたのではと疑っているみたいですね。
エリヤはそれを即座に否定。フェニックス商団の情報力で手に入れたのだと説明することに。
前回の話にもあった通り実際はジェレミーが提供してくれたわけですが、そのことがバレたら良くないため誤魔化したのでしょう。
国庫金を横領するという重大事件の証拠を皇帝ではなく皇后に渡したわけですから、レイモンドからしたら受け入れ難いことかもしれません。
とりあえずレイモンドはエリヤの説明を受け入れてくれましたが、後々バレたらちょっと面倒なことになりそうですね…。
リゼナの処遇は
今回見つけた証拠によってシオス侯爵を罰して僻地に送り込むことはできるものの、リゼナに関しては難しいよう。
砂漠商団の不正はあくまでもシオス侯爵がやったことであり、リゼナは関与は確認されていないため、彼女まで罰することはできないみたいです。
なるほど…。皇族殺害未遂事件のほうは彼女が首謀者だったわけですが、そっちの事件は証拠がなくて罪に問えないですからね…。
世論を考えても無理やり罰することは得策ではなく、むしろレイモンドがリゼナの名誉を守るように立ち回ったほうがいいとエリヤは提案していました。
あんな悪い奴の名誉を守るだなんて納得できませんが、全体のことを考えてそれがベストだと彼女は判断したのでしょうね。
カーライルを皇太子に
それからエリヤはレイモンドにあることをお願いしていました。このタイミングでカーライルを皇太子に冊封して欲しいと。
レイモンドとしても後継者はカーライルにすると元から決めていたようで、彼も問題なく同意してくれることに。
シオス侯爵を追放してリゼナの名誉を守るよう立ち回れば、カーライルの皇太子冊封に反対する者はいないだろうというのがエリヤの考えのよう。
ついに皇太子カーライルの誕生が近そうですね。
それと同時に第1皇子エドモンドは後継者争いに敗れることになるわけですが、彼自身は優しい子なので何だか可哀そうに思えてしまいます。
たとえカーライルが皇太子になったとしてもエドモンドとは良い兄弟でいて欲しいものです。
シオス侯爵を逮捕
翌日の早朝、皇室騎士がシオス侯爵家に押しかけて無事にシオス侯爵が逮捕されることに。不正の証拠は全て揃っているためすぐにでも裁判が開かれるよう。
シオス侯爵は激しく動揺した様子で、父が連行されるのを見守るしかないリゼナも悔しそうな表情を浮かべていました。
砂漠商団の事件について今さら証拠が出てきたのはジェレミーのやったことだと彼女も察しているようで。早く殺しておけばと後悔しているみたいです。
このまま問題なく物事が進めばシオス侯爵家は潰れることになるので、リゼナは罰を受けないにしても失うものは大きいでしょう。今後どんな展開になっていくのか楽しみです。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第101話 | 第102話 | 第103話 |