ピッコマで公開されている「悪役として生きていきます」のネタバレと感想になります。
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「悪役として生きていきます」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【9話】ネタバレ
正体不明の強者
リダンやエルたちがワイバーンの討伐に出てから一週間が経過した。
一匹でも倒すのが難しいワイバーンが、なぜか毎日大量死するという不可解な現象が起きている。
エルの報告によると、どうやら火を使っている痕跡などもありワイバーンを殺しているのは魔獣などではなく、知性のあるもの。もしかしたら人間の可能性もあるかもしれないと。
その報告を受けたリダンは考えていた。
ジェレイント王国では長子に王位継承権が与えられるが、彼は早くに母を亡くしてしまったため、第二王子のカシアンに王太子の座を奪われてしまった。
ただリダンを支持する勢力も存在しており、王妃は彼のことを警戒している。
今回リダンがこの討伐に送り込まれたのも、王妃らが彼の失敗を期待してのことであろう。
そしてこのタイミングで正体不明の強者の出現…これが吉と出るか凶と出るか、リダンは頭を悩ませているのだった。
ワイバーン殺しの犯人
ワイバーンの住処ではある者が暴れていた。それはテオハリス。そして傍らにはイブリアが座っている。
リダンたちが不可解に感じていたワイバーンの大量死の犯人は、テオハリスだったのだ。
彼は魔法で火なども自在に使い、楽しそうにワイバーンを殺している。
ワイバーンの殺戮を始めてから一週間がたち、テオハリスも少しは満足したのかそろそろ帰ろうと言い出す。
そんな時、巨大なワイバーンが空から飛んできて2人の前に現われた。
大きい…とイブリアが目を見開いて驚いていると、突然そのワイバーンは、たどたどしく片言の言葉で話始める。
どうやらその個体はワイバーンの大将であるようだ。
ワイバーンの大将
目の前の巨大なワイバーンは魔獣にもかかわらず言葉を話しており、イブリアは驚いている。
どうやらテオハリスはその個体を知っており、こんなに知性を持って言葉を話すワイバーンはその個体だけだという。またテオハリスよりも長生きしている霊物みたいなものだと。
そのワイバーンは、なぜ仲間を殺したのかとテオハリスやイブリアに訴えかけた。
人間への危害により交易が絶たれるため討伐が必要なこと、さらにテオハリスの欲求不満解消のためだと答えるが、仲間を殺されるのは困るのだとワイバーンの大将は話す。
言葉が通じる相手だと知り、討伐をためらうイブリア。
知性を持っているのはこいつだけだとテオハリスは気にしない様子だが、ワイバーンを捕まえるのはやめるわとイブリアは判断を下した。
契約者の指示に従わなければいけないテオハリスは嘆くしかないのだった。
【9話】感想
ワイバーンを殺していた犯人はテオハリスでしたか。
彼にとっては最高の欲求不満解消であり、人間の助けにもなるため最善の方法だと思いましたが、まさか言葉が通じるワイバーンがいるとは驚きですね。
テオハリスがやらなくてもリダンやエルたちが討伐を進めそうですが、イブリアはそちらも止めようとするのですかね。続きが気になります。
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