ピッコマで公開されている「悪役として生きていきます」のネタバレと感想になります。
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「悪役として生きていきます」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【11話】ネタバレ
エル・ロイツの声
なぜついてくるかしら?エル・ロイツ卿。
イブリアはそう彼に質問すると、もう遅いのでレディ一人で行かせるわけにはいきませんと彼は答えた。
その声を聞いた途端に驚き困惑するイブリア。
エルの声が想像以上に素敵な声だったことに驚き、私だったら一日中でも喋ってるわと彼を誉める。
彼はロイツ家という高名な騎士の一族に生まれ、幼い頃は兄弟からいつもいじめられていた。体も小さく、変声期前の声も馬鹿にされたのだ。
それはエルが最もロイツの血を色濃く受け継いだことに対する兄弟たちの嫉妬心であると後に知ることになる。
成長するにつれ身長も伸び、声も変わったが、エルは人前で話すことが苦手になってしまったのだった。
やらかしたイブリア
エルはあのイブリア・オベロンが自分のことを褒めてくれたことに驚いたが、それが彼女の本心の褒め事がだと思い、喜びを感じた。
嬉しそうにするエルの表情を見て、どうしたんだろうと思うイブリア。
原作ではエルはキャサリンに褒められてコンプレックスを克服するという設定を思い出し、彼女はやらかしてしまったと感じた。
そのコンプレックス克服は原作の後半であり、キャサリンと王太子が結婚したあとの話だ。
その前に自分が褒めてしまったことにより、原作が変わってしまうかもしれないと彼女は感じたのだろう。
記憶を消す魔法はないかととっさにテオハリスに確認するが、彼にもそんな都合の良い魔法は使えないと言う。
彼女は諦め、そそくさと部屋に入って行くのだった。
一方イブリアに褒められたエルは何か心が動いたのだろうか。イブリア・オベロン嬢…と一人呟き、頬を少し赤らめているのだった。
再び発生する欲求不満問題
部屋に戻ったイブリアは、エルに対してやらかしてしまったことを気にするが、悪役の言葉なんていちいち気に留めないだろうととりあえず落ち着きを取り戻す。
そしてワイバーンの討伐を止めたことで発生するテオハリスの欲求不満問題の解消について再び考え始めた。
テオハリス曰く、魔法を使わなければ数カ月持つが、ずっと犬のままなら1カ月くらいしか我慢できないらしい。
それまでに解決法を見つけなければと彼女は思うのだった。
また話は変わり、テオハリスがイブリアにある質問をする。
さっきの皇子に言ってた手柄って何なんだ?と彼は聞くのだった。
【11話】感想
エルはイブリアに声を褒められて、だいぶ嬉しそうにしてましたね。この感じだとエルが彼女のことを好きになってしまうのでは。
テオハリスも彼女に好感を抱いてそうな描写もありますし、イブリアをめぐる争いが発生しかねない気がしますね。
果たして原作からストーリーが変わっていくことがあるのか、これからの展開が楽しみです。
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