ピッコマで公開されている「悪役に正体がバレてしまった」のネタバレと感想になります。
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「悪役に正体がバレてしまった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【35話】ネタバレ
イグネスの決心
舞踏会の会場で人々はセレナとイグネスの噂をしていた。
皇子の勢力が弱まったからエヴァンの名前を借りたんじゃ…エヴァンの息子はそれほどでもないらしいけど。皇子は皇帝陛下に呆れられたんだろ。
そんな悪口ともいえる話がささやかれていたのだ。
そして噂されている張本人であるイグネスは、一人バルコニーでお酒を飲み考え事をしていた。
これはもう認めるしかないな。僕はセレスティンのことが好きだ。
仲間として…友人として…あいつの強さや律儀なところに惹かれていったのだろう。
そのようなことを思っていた。だからこそイグネスは、セレナがセレスティンと入れ替わった時の態度の変化に恐怖を感じていたのだ。
しかしイグネスが怒ってもセレナの態度が変わることはなかった。
彼は幼い子供のように拗ねてしまったことを少し後悔した様子で、セレナに謝ろうと心に決めたのだ。
半人半獣の母親
セレナのことを探し始めるイグネスだが、そこにちょうどゲール・インデックス公爵が現れる。
仲の悪い2人は殺伐とした雰囲気である。
ゲール・インデックスはイグネスがヒース地方を知っていたようで、長期間皇室を空けるのですか?と聞いて来る。
まだイグネスが公表していないその情報だが、彼は風の噂で聞いただけだとはぐらかした。
そしてゲール・インデックスは改めて、本当に皇室を空けるおつもりなんですね?と何かを企んでいるかのような不気味な表情で聞いて来る。
するとイグネスは彼に詰め寄り、威圧的に話始める。
お前は本当にわかっていないな。亡国の貴族だったお前は今皇后のおかげで皇室に入れてもらえてるんだぞ?それだけで十分だろ。身の程を知れ。お前では僕の立場を超えることは出来ない。
そう言って凄むイグネス。
しかしゲール・インデックスは挑発するように、殿下だってその子孫なんですからと言ってくる。
イグネスの母は、亡国の賎民だった半人半獣。
次の瞬間、イグネスの背中にはシュウウウと紫色の羽が出現するのだった。
【35話】感想
イグネスがセレナに対して謝ろうと決心してくれたのは良かったですね。
また彼女の元に行く途中に遭遇したゲール・インデックスは本当に嫌な感じがします。痛い目に遭ってほしい。笑
最後にイグネスの背中に羽が生えましたが、果たしてこの後どうなってしまうのでしょうか。
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