ピッコマで公開されている「悪役に正体がバレてしまった」のネタバレと感想になります。
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「悪役に正体がバレてしまった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【34話】ネタバレ
セレナとイグネスの気持ち
イグネスはセレナら護衛と共に舞踏会の会場に到着した。
セレナにとっては舞踏会は本でしか読んだことがなく、初めての雰囲気を感じていた。
それと同時にやはりイグネスとは気まずい空気が流れている。
セレスティンと交代していたことはバレていないようだが、彼には裏切られたと言われてしまったのだ。
小さな嘘をついてレティオに会っただけでもそう思われてしまうなら、もしも私が女だということがバレてしまったら…
そう思い、うつむくセレナ。
そんな彼女にイグネスは、公爵と話してくるからここで待ってるように言う。護衛は他にもいるからと言って彼女を連れて行かないのだ。
またイレアに会ったら挨拶するようにと言い残しイグネスはその場を立ち去る。
セレナにとっては、自分を連れて行かないイグネスは相当拗ねているように感じた。
一方のイグネスは、公爵の元に向かう途中考え事をしていた。
僕はなぜこんな態度をとってしまうのだろうか…そんなにセレスティンを手放したくないのか?
自分でも理由がわからない。セレスティンと距離を置いた方が良いのかもしれない。このままでは…
イグネスはそんなことを思っているのだった。
イレアの要求
一方セレナの元にはイレアがやってきた。
お久しぶりですと挨拶を交わす2人。
こういう時はダンスに誘うのが礼儀ですよとイレアに促され、彼女をダンスに誘うセレナ。
当然だがセレナは男性パートには自信がないようだ。
セレナはイレアの手をとり、2人は曲に合わせて踊り始める。
ふと周りを見ると、周囲の者たちはセレナのことを見てコソコソと話をしている。
あの人が?親のコネで皇室の護衛騎士になったらしい。
そのような声が聞こえてきて、セレナは少し困ったような表情を見せるのだった。
また一緒に踊っているイレアは、イグネスの話をふってきた。
イレア曰く、イグネスは変わり者であり友達がいないのだという。いつも彼と一緒にいる秘書のルワンも同じく変わり者だと。
つまりイグネスと仲良くできるのはルワン1人だけであり、だからこそセレナが他の人と一緒にいるのをイグネスが嫌うのだと話した。
そしてイレアはセレナの耳元に顔を近づけ、私との婚約を破棄するように皇子を説得してくださいと小声で言った。
その言葉また困った様子のセレナ。
何でよ?この人とレティオはいつ結ばれるの?
そんなことを考えるセレナだが、気持ちが落ち着く暇もなくイレアはこう言った。
ダンスの練習はしておいた方がいいと思いますよ。バレたくなければ。
そう言われ、セレナは驚き目を見開くのだった。
【34話】感想
まさかイレアはセレナが男であることを知っているのでは…
さらにイグネスが婚約を破棄するように説得してくれと要求してきましたが、なんか不気味で怖いですね。
ここにきてイレアの存在がだいぶ物語に波風を起こしそうな感じがします。
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