ピッコマで公開されている「悪役に正体がバレてしまった」のネタバレと感想になります。
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「悪役に正体がバレてしまった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【30話】ネタバレ
替え玉作戦
身体のサイズを測ることとなったセレナは、自分が女であることをバレないよう替え玉作戦を考えていた。
そのために、父の容態が心配だから急いで見てきても良いですかとイグネスに嘘をつき、セレスティンを呼びに家に帰る。
イグネスに対しては、他に身内がいないと嘘をつき、自分が父の面倒を見るしかないと説得したのだ。
彼女の考えは、身体のサイズを測るときだけ、セレスティンに身代わりになってもらうこと。
サイズだけ測ったらすぐに交代するつもりであり、もしヤバい状況になったら急いで逃げるように言う。
セレスティンは初めて皇宮に立ち入り、無事サイズの計測を終えた。
2時間後に取りに来るように言われ、そそくさと立ち去ろうとするが、そこですれ違った同期の訓練兵と肩がぶつかり、悪口を言われる。
その言葉に驚くセレスティン。
お姉様は毎日陰口をたたかれているの?どうして?
心の中でそう思う。
そして僕のせいでお姉様が辛い思いをしていることに変わりはないから、僕が強くならなきゃ!と自分自身に誓った。
ヤバい状況
その時、背後の人影にゾクッと寒気が走る。
後ろにはイグネスが立っていたのだ。
セレスティンはイグネスのことを見たことがなかったが、銀髪にルビー色の瞳という特徴に、その人がイグネスであることをすぐに察した。
ヤバい状況になったら逃げるように言っていたセレナの言葉を思い出し、逃げようと思うが、強張って体が動かない。
そんな危機的状況にちょうどやって来たのがレティオ。
会った瞬間にレティオとイグネスはバチバチとにらみ合う。
そしてレティオはセレスティンに、教官が呼んでいるから急いで向かった方が良いと言ってくる。
レティオは今ここにいるのがセレナではなくセレスティンであることに気づいており、逃がしてくれようとしているのだ。
イグネスの鋭い指摘
レティオの助け舟もあり、失礼しますと言ってその場を離れようとするセレスティンだったが、イグネスは彼の肩を掴み、声がいつもと違うと指摘してくる。
風邪でも引いたのか?と。
お姉様と僕の声はトーンも似ているはずなのにと思い、青ざめるセレスティン。
そしてイグネスはさらに、どうして教官が皇宮所属になった子を探しているんだい?と詰め寄って来て、レティオも言葉に詰まる。
お姉様…助けて…!とセレスティンは心の中で叫ぶ。
一方建物の外で身を潜めているセレナ。
出てきたセレスティンとすぐに入れ替われるように待機しているのだが、中々出てこないセレスティンに、ちょっと時間かかりすぎじゃない?と不安そうに一人呟くのだった。
【30話】感想
見た目がそっくりであるとは言え、皇宮に入ったこともない弟を身代わりにするとは、かなりリスキーですね。
気を利かしたレティオが助けに入ってくれましたが、それでも勘の鋭いイグネスには声の違いを指摘されてしまいました。
一体この危機的状況をどう乗り切るのでしょうか。気になりますね。そして案外レティオは気が利く人なんだなと思ってしまいました。笑
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