ピッコマで公開されている「悪役に正体がバレてしまった」のネタバレと感想になります。
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「悪役に正体がバレてしまった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【27話】ネタバレ
レティオの言葉
セレナの腕をグッと掴み、もう逃がしませんよと言うレティオ。
彼はセレナのことが好きだと本人の前で言う。
戸惑い思わず掴まれた腕を振り払うセレナ。
そして自分はレティオに対して恋愛感情など抱いていないと正直に話すと、彼はガーンとショックを受ける。
そして彼女はレティオに対していくつか要求をした。
まずは弟のセレスティンを含め自分たちのことは他言しないこと、そしてこの間イグネスと言い争ったような問題を起こさないこと。
そして最後に、私のことを殺さないこと。
原作の小説ではレティオがセレスティンのことを殺すことになっているわけだが、今セレナの目の前にいるレティオは、そんなことをしないと強く言ってくる。
さらに、僕はセレナさんに危害を加える人だけ殺します、とも。
その言葉にセレナは目を見開き驚いた。
レティオは続けて、今後セレナさんがいじめられるようなことは絶対にないようにしますからと微笑んできた。
一方のセレナは言葉を失っていた。
イグネスの心情
イグネスは皇帝に、魔物退治などについて報告をしていた。
しかし皇帝はイグネスが渡した報告書を目の前で捨て、こんな紙切れを持ってきても無駄だと言う。
当たり前のことをして褒めてもらいたいのか?と。
皇帝である父親は一度も自分のことを認めてくれなかったとイグネスは思いながら、部屋を出て行くのだった。
ちょうど部屋を出たところで、ゲール・インデックス公爵と偶然でくわす。
彼は現皇后の兄である。
2人の間には微妙な空気が流れ、少し挨拶をかわし、すれ違いざまにイグネスは、お陰様で僕は変わらず元気だと言い残した。
その言葉を聞き、ゲール・インデックスは意味深に笑顔を浮かべるのだった。
立ち去ったイグネスは、必ず…いつか必ず…と心の中で思っていた。
皇帝の隠し事
ちょうどその時、ルワンがイグネスの元にきて、訓練兵3人を殺したであろう犯人はすでに皇居から立ち去っているようだと報告した。
イグネスは彼らを殺したのがレティオであると見ているようだ。
イグネスがセレスティンを探しに行くと言うと、ルワンは少し否定的な感じで、無能な皇帝になりたくなければ残っている仕事をきちんと処理してくださいと要求する。
その言葉にイグネスは、君は僕が皇帝になれると思っているのか?と問いかけた。
戸惑うルワンに、イグネスが最近感じている違和感の話をする。
それは皇帝である父が何か自分に隠し事をしていて、それは例えば隠し子がいるのではないかなどと言う。
皇后がまだ若いのに子供がいないのはおかしいと。
そしてその件についてルワンに調べてこいと命令する。イグネスは自分の勘が結構当たると自信を持っていた。
そしてイグネスは、これから急いでセレスティンを探しに行ってくる!と言うのだった。
この物語の行く先
一方、セレナに危害を加える人はみんな殺すというレティオの言葉に驚きを隠せないセレナ。
レティオは、そうです!と微笑みながら答え、絶対にバレないようにするから安心してくださいと言う。
セレナの顔は青ざめ、今まで逃げていた現実をようやく受け止めた。
私も、この世界も、この物語も、もう原作の小説「月の歌」通りには進まないと言うことを。
【27話】感想
レティオが笑顔で悪気もなく、セレナに危害を加える人は殺す、と言うのは狂気じみてて怖くなります。
彼の立ち位置やセレナとの今後の関係がどうなっていくのかは注目どころです。
セレナ自身もこの物語が原作通りに進んでいないことをやっと受け止めることが出来ましたが、一体何が原因でどこから変わってしまったのでしょうか。真相が気になりますね。
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