ピッコマで公開されている「悪役に正体がバレてしまった」のネタバレと感想になります。
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「悪役に正体がバレてしまった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【11話】ネタバレ
イグネスの確信
セレナが倒した魔物とイグネスの元にルワンが駆け付けた。
そこにはすでにセレナと父の姿はなく、ルワンはイグネスが魔物を一人で退治したのだと思い込む。
いつの間にそこまで強くなられたのですかと言われるが、その魔物を倒したのが自分ではないイグネスは心の中でセレナについて考えていた。
セレスティンはやはり強い。自分の勘は正しかったと。
セレナが倒した魔物は3人がかりでようやく攻撃できるような相手だが、それを10秒も満たないうちに1人で倒してしまったのだ。
イグネスは自分よりも強いことはおろか、現役時代のエヴァンよりもセレナのほうが圧倒的に強いということを確信した。
強い魔物を倒したことを陛下にも報告するべきだと主張するルワンだったが、イグネスはこのことを黙っておくように指示する。
そして皇室に戻って医者を呼んでくるように命じるのだった。
セレスティンと同じ運命
ルワンに命じて呼んだ医者は、魔物と戦い負傷したエヴァンのためのものだった。
イグネスと医者はセレナの家を訪ね、セレナはイグネス本人まで自分の家に来たことに冷や汗をかいていた。
医者がエヴァンを診たところ、ケガは大したことなく休めばすぐよくなるという。
セレナが代金がいくらか聞こうとすると、イグネスはお金はこちらで払うと言う。
イグネスに払ってもらうわけにはいかないセレナは、自分の給料から引いてくださいと主張するのだったが、その言葉をイグネスは軍人が国の資金を使うことなどできないという意味だと解釈してしまう。
セレナの忠誠心を感じたのかイグネスは嬉しそうに微笑み、セレナはさらに戸惑いの表情を見せるのだった。
医者は薬を後で届けると言い、その場を立ち去る。
セレナはイグネスと部屋に2人きりとなり、父を医者に診察してもらったことにお礼を言うも、心の中には様々なことを考えていた。
罰を与える代わりに自分の部下になれなどと言うのだろう。自分は今避けようとしてた物語の中のセレスティンと同じ道を辿っている。
このままイグネスの言いなりになれば、そのうち捨てられ殺されてしまうのでは?
そのような考えがセレナの頭の中をめぐるのだった。
【11話】感想
前話でついにセレナの強さがイグネスにバレてしまい、きっとイグネスの心の中ではセレナを自分の部下にするという心が固まってしまったのではないでしょうか。
セレナはセレスティンと同じ人生を歩んでしまっていることに焦りを感じているようですが、果たしてイグネスから逃れる方法はあるのでしょうか。今後の展開が気になります。
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