ピッコマで公開されている「悪党のお父様、私と結婚してください」のネタバレと感想になります。
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「悪党のお父様、私と結婚してください」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【19話】ネタバレ
本当はスゴイ人
ディエリゴへの遠慮の言葉を口にするエレニカに対して、ため息をついたエウレディアンは「司祭の中でも祭儀を担当する彼に、罪悪感を覚える必要はない」と説明する。
自分の不在時にはいずれにせよディエリゴを頼るしかない、と話し出したエウレディアンを見て、エレニカは自分が言いくるめられていると感じる。
よくよく聞いてみれば、ディエリゴは次期大司教の最有力候補であり、この大陸において5本の指に入る神聖力の持ち主だという。
そんなすごい人物に暇つぶしの相手をさせていたことに驚くエレニカ。
エウレディアンは、安全を保障するという約束を果たしてくれていたのだった。
エウレディアンについて
エウレディアンの手を握って、にこにこと笑うエレニカ。
微笑んだエウレディアンを見て、自分の方が虜になってしまいそうだとエレニカは考え込む。
ぼんやりとするエレニカに「どうした?」と声をかけるエウレディアン。
「お父様の顔に見とれてました」エウレディアンは「お父様?」とその言葉を咎める。
どうやらエウレディアンはお父様と呼ばれることが相当苦手である、とエレニカは心の中でメモをする。
エウレディアンについて、まだまだ知らないことがたくさんある。
エレニカは、取り付けた約束を利用して、じわじわと攻略していこうと決意する。
エウレディアンが気付いた頃には、どこにも逃げられないエレニカの壁を作ってやるのだ。
エレニカはそんな妄想をしてにやけた。
エレニカのその顔を見たエウレディアンは、「また何を企んでいる?」と言葉をかける。
こんなにも頑張っている自分に、エウレディアンが気を緩めてくれるよう心の中で祈るエレニカだった。
手紙を書いてくれないか
三日に一度のエウレディアンとの触れ合い。
手を握ったエレニカは、疲れがとれていくその感覚に笑顔になっていた。
最近では、眠る暇もないほどに忙しいというエウレディアンは、どこかピリピリしている。
そのことに気付いたエレニカは、エウレディアンの顔をじっと見つめた。
「姫」返事をしたエレニカに、エウレディアンは一瞬間を置くと「ルボブニに手紙を書いてみるのはどうだ?」と切り出す。
エレニカはその言葉に一瞬戸惑うが「手紙書いてもいいんですか?」と勢い込んで席を立つ。
そんなエレニカに、エウレディアンは「ルボブニ国王が娘直筆の手紙を送らなければグルカマンロードを爆破する」といった脅迫をしてきていることを教える。
ルボブニのことをすっかり忘れていたエレニカは、エウレディアンを悩ませていた原因が自分の家族であった事実を知ると、顔を青くした。
【19話】感想
エウレディアンと定期的に会うことが出来るようになったかと思えば、今度はエレニカの方のお父様が問題になってしまった回でした。
あのお父様が駄々をこねるような形で脅迫しているのが目に浮かびます。
外交問題の切り札となっているエレニカは、そのピンチをうまく切り抜けられるのでしょうか。
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「悪党のお父様、私と結婚してください」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。