ピッコマで公開されている「悪党の母になりました」のネタバレと感想になります。
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「悪党の母になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【8話】ネタバレ
アメとムチ
ロゼリアが庭園で目をつぶり日向ぼっこしていると、そこにカシウスが現れた。
ロゼリアは驚き「私にお話しでもあるのですか」と尋ねると、カシウスは「あの時のことを怯えているのか」と聞き返してきた。
返答に困っていると、カシウスは "チェイド家" の一員になった以上それくらいで怯えられては困ると。
これはおそらく警告なのだろう。
口では、「今後は気をつけます」というロゼリアだったが、内心は廊下ですれ違ったあの血まみれの人や廊下に残った血の跡や臭い、あんなものに慣れる日が来るのだろうかと疑問に思うのであった。
ロゼリアはこの場から立ち去ろうとすると、カシウスは唐突に「欲しいものでもあるのか」と聞いてきた。
しかも可能な限り、すべて聞いてやると。
カシウスのアメとムチに戸惑いつつ、ロゼリアは「特に欲しいものはありません」とだけ答えた。
さらに生活費の増額や公爵家の管理権限の付与を提案してくるが、ロゼリアは全て断り「今の生活に満足しています」と答えた。
カシウスの視線に慣れないロゼリアは、心の中で「私がしっかりしないと原作通りアインが闇落ちしてしまう」と、悩むのであった。
スパイ
アインがカシウスの部屋を訪れると、「これ以上は僕も黙っていませんよ」と忠告する。
アインはカシウスがロゼリアを怖がらせていると主張するが、カシウス本人はそんなつもりはないようだ。
ため息交じりで「夫婦らしいことをするのは辞めてください。いつから母上に興味があったんですか」と言うアインに、カシウスはお前こそと言い返す。
最近、使用人たちの間でアインが前より可愛らしくなったのだと言う。
「だからって使用人になめられるような僕ではありません」と言うアインは、後ろにいるあの拷問されていた男の存在に気が付いた。
ユリエン宰相が送り込んできたスパイで、アインの教師をしていた人物である。
アインとカシウスの命を狙う、数多くのスパイと裏切り者たち。
そしてその中心にはいつも「ユリエン宰相」がいる。
アインはカシウスの許可を得るとその男を自らの手を下し、部屋中にその男の叫び声が鳴り響くのであった。
シャワーの後に
アインが自室に戻ると、使用人は次は授業の時間だと伝えてきた。
「先にシャワーを浴びる」と言うアインだったが、使用人に「次は剣術の訓練でまた汗をかくかと…シャワーはその後の方がいいのでは?」と促される。
するとアインは「その前に行くところがある」とほほ笑むのであった。
【8話】感想
アインはロゼリアの前では可愛い一面を見せつつ、裏ではカシウスと同じような一面を持っていますね。しかし、日ごろから命を狙われるという特殊な環境で育っている以上、そうならざるを得ないのでしょう。
今後、ロゼリアによってアインがどう変わっていくかに注目です。
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