ピッコマで公開されている「悪女を殺して」の感想と考察になります。
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「悪女を殺して」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【70話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
皇帝を苦しめる方法
憎んでいる皇帝を苦しめる方法は自分が自害することだと明かす皇后。
しかし、前に皇后が自害しようとした時、皇帝は皇后の100人もの使用人たちを殺してしまったと。
皇帝を殺すことも、自分が死ぬことが出来ない皇后は生きて復讐をすることを選択したのだと話すのでした。
この物語で1番憎むべき人物はやはり皇帝な気がしますね。
皇后の管理不足としてたくさんの使用人を見せしめに殺すことにより、皇后に2度とこんなことをしないよう圧力をかけたようです。。
まだ幼い使用人たちも殺してしまったそうですから、もはや皇帝は血の通った人間ではないです。
皇后やアレクト皇太子を今のような人にしてしまったのも皇帝の気がしますし、すべての元凶は皇帝なのかもしれません。
そういえば、皇帝は皇后のことをどう思っているのかがあまり描かれていないのですが…
やはり、愛しているのではなく皇后を道具のように考えているのでしょうか?
58話で皇后が自分に相談をなくエリスたちの破婚を許可したと知った皇帝は、なぜ皇后がそんなことするのか??と不思議に思っているようでした。
皇后がミジェリアン侯爵と自分を恨んでいるということは微塵も思わないのでしょうか。
だとしたら、最高にサイコパスですね。最近、皇后の過去を知ったことにより、皇后もかわいそうな人だと思うようになりました。
皇后への提案
魔物ゲートを開いた罪をミジェリアン侯爵に被せようとしていますが、彼は国から追い出されるほどの罪で終わってしまうと考えている皇后。
彼女の復讐はそんな程度のものではなく彼を苦しめて殺すこと。
ずっと話を聞いていたエリス。自分が自分の父に皇族を殺す反逆罪を犯すように仕向けると言い出します。
どうやら皇帝を殺して、ミジェリアン侯爵にその罪をなすりつけ、死刑にすると言う計画のようです。
皇帝ならゲートと開くという重罪を犯したミジェリアン侯爵を生かしておくだろうと考え、より重い反逆罪だったらミジェリアン侯爵を死刑にできると考えたようです。
しかし、この計画で死ぬのはミジェリアン侯爵や皇帝だけではなく、皇后、そして自分の4人だと話すエリス。
具体的な方法は毒の使ったお茶を皇帝と皇后が飲むこと。皇后が一緒に飲んで容疑者から外れることにより、息子のアレクト皇太子が皇位を継ぐことができると。
すると、皇后は狂ったように喜び、その提案を受け入れるのでした。
エリスが自分を含めた4人が死ぬと皇后に告げた時、だまったままその話を聞いているアナキンの表情を見てなんとも言えない気持ちになりました。
アナキンはエリスのことが好きでしょうし、もちろん死んでほしくはないと思います。それでも、主人である彼女の気持ちをアナキンは尊重するのでしょうね。。
また、エリスは皇后になったヘレナが幸せな結末を送ってほしいと考えているようで…たしかお供え物の涙を用意した上で、ヘレナを剣で殺せばエリスは元の世界に戻れるということでしたよね?
自分が元の世界に戻るためにヘレナを剣で殺す予定なのに、彼女が皇后になって幸せな結末を迎えてほしいというあたりのエリスの心情がよくわからなかったです。
ヘレナのハッピーエンドを願うということは、彼女を殺すことはやめて元の世界に戻るのを諦めて自分自身はこの計画で死ぬつもりなのでしょうか??
ここらへんはストーリーが進んでいけばわかることになりそうです。(私の読解力がないだけなのかもしれませんが。笑)
牢で
エリスの提案を受け入れた皇后。彼女が捕まえられないように、皇后宮の牢に閉じ込めることに。
アナキンが密かに用意してくれた手鏡で魔女を呼べばいいと牢屋の中で考えながらも、その考えを振り払うように諦めた表情をするエリス。
すると、牢屋の扉が開くと、男性2人がエリスを迎えに来るのでした。
すべてを諦めてしまったようなエリスの表情を見て悲しくなりました。まるで何かを覚悟するような…
この男性2人は皇帝や皇太子の回し者なのか、それともエリスの救世主となるのか。。
エリスとアナキンにはハッピーエンドを迎えて欲しいですが、この漫画がこれからどこに向かっていくのかに注目です。
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