ピッコマで公開されている「悪女は2度生きる」のネタバレと感想になります。
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【7話】ネタバレ
アルティゼアの思惑と計画
セドリックは、お茶を吹き出しむせてしまう程驚く。
アルティゼアは、この結婚はセドリックの悩みを解決するための提案だと言うのだ。
凱旋式の件で皇帝と2ヶ月もの間、こう着状態にあるセドリック。
兵士たちが正当な評価を受けられないことや、その件が影響して南部軍組織までも崩壊しないか心配しているのではと、アルティゼアは指摘した。
今日教会にセドリックが来たのが皇帝との仲裁を大司教様に頼むためだったのでは、とも言い当てた。
この判断は賢明でないとアルティゼアは言うのだ。
もし仲裁してもらえたとしても、西部軍に手柄を回すだけでセドリック自身は褒賞を得られないだろうと。
セドリックは出世の手柄は不要だと。
だから問題ないと話した。
しかし、誰かが凱旋式の先頭に立たなければならないことをアルティゼアは指摘する。
皇帝が本来の筋から外れた凱旋式を行うことで、失望した将軍らは西部軍を放棄する可能性があるのだとも言った。
皇帝は、アルティゼアの兄・ローレンスを大事にしているのだが大貴族からはあまり支持がされてなく、いずれ皇位継承争いで大きな弱点となるだろとも心配していると。
ローレンスの正当さを補うには、皇族であり継承権を持つセドリックは最適な相手と言えるのだ。
味方につくようなポーズだけでも見せたら皇帝は名誉を喜んで、とそこまで話したアルティゼアをセドリックが遮った。
言い分は分かったと。
元はと言えば、兵士への名誉は当然であり、それを乞うために謀議するつもりがないとセドリックは言ったのだ。
その場を去ろうとするセドリックの手を掴むアルティゼア。
大公領の「謀反人の村」について話し始めた。
脅すつもりなのかとセドリック。
アルティゼアはそのつもりはなく、誠意を込めた忠言だと伝えたのだった。
偶然を装ったこと
真剣な眼差しのアルティゼアを前にセドリックは再び席に着いた。
セドリックはアルティゼアの望みはなんだと聞くのだった。
望みは無事にローサン侯爵家を継承し独立することだとアルティゼア。
セドリックにもう少し利益を追求するよう伝えた。
利益とは不条理なものと手を組んで凱旋式を開くことなのかと聞き返すセドリック。
アルティゼアは、西部軍の名誉と大公領を守るためにセドリックの名誉を捨てろと進言した。
セドリックと会うことは兄も母も知らない事。
そして、馬車の車輪が外れたのはセドリックではなく、外部の目を騙すことが目的だった事も話した。
セドリックは浮かない顔でお茶を眺めた。
セドリックはこの結婚であなたが得るものが何かと尋ねた。
アルティゼアは、無事にローサン侯爵家を継承し独立することが望みだと答えた。
継承できるのまで、財産は母のミライラが管理するだろうと。
保護者の許可があれば結婚でき成人になれるというが、下手すれば母が相手を殺してしまう可能性もあるので慎重にしたいと。
その点、セドリックは最高のカードなのだ。
2年間、形式上の結婚を維持して自分を守ってくれたらセドリックを皇帝にすることを誓ったのだった。
【7話】感想
アルティゼアがセドリックの思惑をすべて当てていたのがすごいなと思いました。
これは、未来を知っているからこその計算なのかなとも。
そして、アルティゼアが何を望みなぜ2年間の結婚をしたいのかなど明らかになるのでしょうか。これからが楽しみです。
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