ピッコマで公開されている「悪女はマリオネット」の感想と考察になります。
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「悪女はマリオネット」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【72話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
レイジェフの報告
皇帝にカトリーヌ・リンドバーグを公式にハーメル伯爵家の養女としたと報告するとともに、過去の過ちの謝罪をするレイジェフ。
彼を説得したのがカエナだということをわかっている皇帝は彼女が皇帝にふさわしいと思いつつ、支持をするには遅すぎたと残念に思っている様子。
今回のレイジェフの功績を認めた皇帝はレイジェフに管理権を戻すことを決定するのでした。
以前、カエナはカトリーヌをハーメル伯爵家の養女にするように進言していましたよね。
カトリーヌは皇帝の最愛の人であるため、そんな彼女を助ければレイジェフは皇帝に認められることができると。
管理権まで戻って来たのはレイジェフにとって良かったことではありますが、それと同時にカトリーヌとその息子のイーデルが皇帝にとって大切だということが再確認させられたのは複雑でしょうね…。
執着心
カトリーヌのところに行った時のことを思い出すレイジェフ。
息子を守るためにもハーメル伯爵家の養女になるよう提案していると、ちょうど帰って来たイーデルがカエナが訪問したのだと勘違いをしてしまいます。
彼がカエナの名前を口をすることにレイジェフは嫌悪感を抱くのでした。
レイジェフは独占欲が強いので、特に自分が憎んでいるイーデルがカエナの名前を口にしたのが許せなかったようですね。
レイジェフのカエナに対する執着心はすごいですよね。血のつながった兄弟なのに(本当は異父兄弟)、彼のカエナへの気持ちが時々わからなくなります。
レイジェフの思惑
突如、皇女宮にやって来たレイジェフ。
オリビアとベラに緊張感が走る中、彼はカエナが寺院に行っていることをすでに知っていることを明かします。
カエナが訪問した理由を聞かれたベラがその寺院は良縁で有名だと話すと、また結婚の話かとレイジェフはうんざりした様子。
オリビアとベラに部屋から出て行くよう命じると、カエナのベッドに寝転び頬を赤らめるレイジェフ。
昔の仲の良かった時代に戻る方法があるからここから逃げ出さないで大丈夫だとつぶやきます。
一方、皇帝は急にベッドで血を吐いてしまうのでした。
皇帝に毒を盛ったのはおそらくレイジェフなのでしょう。父である皇帝を殺して自分が皇位に就くことが、昔の時代に戻る方法だとレイジェフは考えているようです。
カエナに対しての歪んだ愛という感じですね…。
カエナのベッドで頬を赤らめていたのも衝撃的でした。レイジェフはカエナにずっと執着心を見せていましたが、今まではギリギリ兄弟愛の範囲のことなのかと思っていました。
しかし、今回のは完全にアウトでしょう。レイジェフとカエナは兄弟ですが(実際はレイジェフの父は皇帝ではないので異父兄弟)、 カエナのことを女性として愛しているということなのでしょうか。
ますます展開が面白くなってきましたね。早く続きが読みたいです!!
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