ピッコマで公開されている「悪女はマリオネット」のネタバレと感想になります。
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「悪女はマリオネット」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【7話】ネタバレ
激怒するレイジェフ
この恥知らずの無礼者どもめ!とレイジェフは激怒していた。
どうやらハインリヒ大公家に側近を奪われて怒っているようだ。
側近に裏切られる形となったレイジェフは、部屋中の物を壊し、暴れ回っている。
そんな彼の元にカエナが現れ、部屋がこんなになるまで…ボーっと見ていたの?レイジェフが怪我でもしたらどうするつもり?と侍女たちに言う。
こんな毅然とした態度のカエナを見るのは初めてだと感じる者もいた。
気が立って近寄られることを拒むレイジェフだが、あなたを一人にしておけないわと言ってカエナは彼に寄り添い、頬の傷をそっと撫でた。
私がいなきゃ一人になっちゃうでしょう?と優しく話しかけるカエナに、レイジェフは落ち着きを取り戻すのだった。
この子は変わるはず
それからカエナは部屋に戻り、頬を怪我したレイジェフの手当てをする。
いくら腹が立っても自分の体が傷つくようなことをしてはダメと彼女が言うと、レイジェフは自分の行動を謝った。
しかし年齢的にはまだ子供だから仕方ないと思うカエナ。
彼は親である皇帝から嫌われているから私が気にかけるしかない。この子は人のぬくもりに触れることで変わるはず。
彼女はそう思い、彼が正しい道を進む望みを捨てていないのだった。
カエナの策
カエナにはレイジェフを手助けするための策があった。
もうすぐカエナの成年式だが、父から夫候補を選ぶ許可を事前に貰っており、貴族たちがカエナ目当てでやって来るだろうと言う。
カエナと結婚すれば、あわよくば皇帝になれる可能性があるからだ。
しかし多くの貴族たちが訪ねてくるであろう時には具合が悪い予定なのだとカエナは言う。初めから彼らを相手にするつもりはないのだ。
そしてレイジェフには、せっかく訪ねてきた貴族たちと親睦を深めて欲しいと。
ハインリヒに奪われた側近の穴を埋めるという意味だとレイジェフも理解した。
しかしレイジェフはラファエロが好きだったはず。そう思ったレイジェフだが、それはもう過去のことだとカエナはきっぱり言うのだった。
【7話】感想
まだまだ年齢的には子供で、カッとなっていたレイジェフですが、カエナがなだめたことにより落ち着きを取り戻しましたね。
さらにカエナは自分の夫というポジションを餌に貴族たちをおびき寄せて、弟を手助けするという策士な面も見せました。
レイジェフのカエナに対する信頼は少し生まれたでしょうか。彼の心情が気になりますね。
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