ピッコマで公開されている「悪女はマリオネット」の感想と考察になります。
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「悪女はマリオネット」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【67話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
退却
目的だったローレンス・イェレヴァンが飛び降りると、退却する敵の男たち。
ローレンス・イェレヴァンを助けて欲しいとカエナは懇願しますが、ラファエロは彼女をこの場から安全な場所に移すのでした。
カエナの気持ちもよーーーくわかりますが、ラファエロとしてはカエナをこれ以上危険な目に合わせられないですものね。
結局、ローレンス・イェレヴァンは飛び降りたものの、本当に死んだかどうかは確定していません。
奇跡的に生きていて、誰かに助けてもらえるといいのですが…
残された剣と光ものは
現場から離れると、あの男たちは最初からローレンス・イェレヴァンが狙いだったと話すラファエロ。
奴らの近くでは油のにおいがしたことから、馬車をまるごと燃やして証拠隠滅しようとしていたのだと。
そして、奴らが落としていったた剣を見せると、その近くにきらりと光るものが。カエナはそれを見つけるとこっそりと拾うのでした。
ラファエロが拾ってきた敵の剣の近くで光ったもの、これは重要なもののようですね。
ローレンス・イェレヴァンを殺すよう命じた黒幕はレイジェフですが、カエナが黒幕にたどり着くのは時間の問題のような気がします。
黒幕の正体
心配するラファエロに別れを告げ、皇宮に戻って来たカエナ。
いろいろな思いを巡らせながら部屋に戻ってくると、以前、レイジェフの銃の近くに落ちていた紋章の描かれたバッジを取り出します。
さきほど拾った血の付いたバッジと見比べると、ローレンス・イェレヴァンを狙った黒幕はレイジェフだと確信するカエナ。
彼に裏切られたと感じるカエナは、自分を守るため力を得ようと誓うのでした。
ラファエロの拾った剣のそばで光っていたのはレイジェフの紋章のバッジだったということのようですね。
黒幕がレイジェフだと確信したカエナは、彼に失望したと同時に怒りを滲ませていました。
レイジェフは信頼を完全に失ってしまいました。これから先カエナが彼に笑顔を向けることは二度とないでしょう。もう彼とは決別することとなり、敵同士になっていくのでしょうね。
レイジェフを弟として面倒みていたりと今世で出来る限りのことをしてきましたカエナでしたが、結局、レイジェフのことを変えることはできませんでした。前の人生で自分を人形扱いしていた彼のままだと悟ったカエナはどんな気持ちだったか…。やるせない気持ちでいっぱいでしょうね。
この皇宮から抜け出すには自分自身が力をつけるしかないと誓いましたが、そのためにカエナはどのような行動に移すのか注目です。
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