ピッコマで公開されている「悪女はマリオネット」のネタバレと感想になります。
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「悪女はマリオネット」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【5話】ネタバレ
ラファエロが結婚を望まない理由
ラファエロには結婚の話が出ていて、また彼がそれを嫌がっているということもカエナは知っていた。
私の勘だけど…と彼女は話すが、前世で小説を読んだから知っているのである。
ラファエロが周囲から結婚を進められている理由、それは次の公爵として認めてもらう一番の近道だからだ。
ラファエロの両親は現在、離婚訴訟中である。それは彼の父で婿養子のレオ・フランシスは婿養子が大昔に浮気をしていたからだ。
これを根に持ち、ラファエロの母は息子が公爵位を得たら夫を追い出そうと考えていた。
しかし23歳まで女生と手もつないだことがないというラファエロの噂が流れ、その異常性に公爵位を与えることが認められずにいるのである。
彼が女性を近くに置かない理由、それは病的なまでの潔癖症のためであり、結婚させられることはラファエロにとって恐怖でしかない。
そのため彼は、結婚以外の方法として、政治的手腕で功績を立てて公爵位を得ようと考えているのである。
そこまで全てお見通しのカエナに、ラファエロは驚くのだった。
カエナが勧める飲み方
カエナはラファエロの結婚について手を貸すことが出来ると言う。
そしてその本題に入る前に、カエナは侍女に指示して、濃く淹れたお茶にミルクと砂糖を入れたものを彼に差し出した。
彼女がたまに飲むと言うおすすめの飲み方である。
それを口にしたラファエロは、あまりのおいしさに目を見開いて驚き、彼はなぜだか安心感を感じるのだった。
そしてカエナは本題に戻り、あなたのお相手候補について話しましょうかと言うのだった。
結婚相手候補
ラファエロが屋敷に帰ると、母が彼のことを待っていた。
彼が冷たく接すると、お茶の一杯でも勧めてくれたらいいのにと母が言う。
すると彼は濃く淹れたお茶にミルクと砂糖も持ってくるよう侍女に指示した。それはカエナに教わったものである。
早速話は本題に入り、母は彼にリストアップした3人の結婚相手候補を見せた。
1人目はエイヴァン伯爵家のドローレス嬢。2人目はブルーキン子爵家のリタ嬢。3人目はグレイス子爵家のオリビア嬢。
母は3人のそれぞれ良いところを説明するが、実はラファエロは昼間カエナから同じ3人の説明を受けていた。
彼からしたら偶然にも母とカエナから同じ人物を結婚相手として紹介されたのである。
そしてカエナは、ドローレスは血を見ると卒倒するから軍事を司る一族の夫人としては相応しくなく、リタは疾患があって明るみに出るのは時間の問題だと話した。
カエナの唯一のお薦めはオリビアなのだと。
その話を聞いたラファエロは、自分とオリビア嬢の縁談がカエナに利益を与えるのか…?と疑問に思った。
そして最後にカエナが念押ししてきたこと。それは私がオリビアを薦めたことを忘れないで欲しいということ。
ラファエロはその要求の意味を理解できず戸惑うのだった。
【5話】感想
ラファエロからしたら戸惑うでしょうね。カエナから結婚相手を紹介された後に、帰ったら母から同じ3人を紹介されるのですから。
ただ3人の令嬢の良い部分しか言わなかった母に対し、カエナは悪い部分も話して、オリビアだけを薦めました。
果たしてラファエロはどういう判断をするのでしょうか。
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