ピッコマで公開されている「悪女はマリオネット」のネタバレと感想になります。
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「悪女はマリオネット」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【44話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
ラファエロの想い
ラファエロの幼少期。
執務など何をやってもすぐにこなしたが、他の人から褒められても何の感情もなくなっていた。
責任と義務だけで構成された時間。
子供のころの僕は無彩色の日々がいつか終わるかもしれないと、予想できただろうか。
時は遡り、カエナとの約束の日のキッドレー公爵家でのこと。
カエナとの食事会のために準備をするラファエロは、いつもとは違う明るい色のシャツを着ることにした。
そして、側近や使用人たちに今日は着飾りたいからと、全身コーディネートをお願いをした。
使用人たちが張り切ってラファエロの準備を整えていくと、それを見た側近のジェレミーは驚いた。主人が人の手を借りてまで自分を良く見せようとするなんて、いったいカエナ皇女はどんな魔法を使ったのだろうと思うのであった。
まだ間に合う
時は戻り、レストランで食事をするカエナとラファエロ。
ラファエロに殿下はいつも自分でも驚くくらい僕を変えてくれるんですと言われると、まるで愛の告白みたいじゃないかと顔を赤くするカエナ。
そして、自分の知っている小説の展開とは大きく変わってきていることに戸惑った。
今、1番問題なのはラファエロが私を異性として好意を抱いているということ。そして、カエナもそれが嫌ではないということ。
このままではいけないと思うカエナは、小説のラファエロとオリビアのことについて思い出した。
オリビアはラファエロが手をとっても気分が悪くならなかった女性で、運命的な間柄であった。
そんな2人を私が邪魔をすることになってしまうなんてと思うカエナ。しかし、まだ間に合う。
カエナは口を開くと、ラファエロにこう言った。
私たちは今くらいがちょうどいいと思う。君は私の信頼できるパートナーであり、私は帝国の皇女である。君も知っている通り、私たちがもう1回始めるには、すでに多くのことがあったから…
それを聞いたラファエロは顔色を曇らせるとうつむいて、そうですか、わかりましたとだけ言うのであった。
不審な男
オリビアを連れて馬車に向かうカエナは、彼にあんな思いをさせてしまったのは自分の落ち度だと後悔をしていた。
そんなカエナの異変に気が付いたオリビアは心配をしてくれる。そして、弟のイーデルの件だったら加害者の生徒の処分は停学に決まったと報告するのであった。
皇宮に戻るため、待たせておいた馬車のところに戻って来たカエナ。
今日はラファエロに西部統治権者の任命書を渡すことが出来なかったから、あとで送ってあげないとと考え事をしていた。
そして、馬車に乗り込むため御者の手を取ろうとしたところ、彼に違和感を感じるカエナ。
長い銀髪で帽子を深くかぶった御者は、ニヤっと笑うのであった。
【44話】感想
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