ピッコマで公開されている「悪女はマリオネット」のネタバレと感想になります。
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「悪女はマリオネット」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【4話】ネタバレ
変化する父と娘の関係
皇帝の元を訪れたカエナ。彼女から父の部屋に来るのは珍しい事である。
この親子のこれまでの関係は、未熟で世間知らずな娘と、そんな娘を情けなく思う父親。
そういう構図であり2人の距離は離れるばかりであったが、この日その関係が変化する。
カエナに毒を盛ったのはレイジェフであることは明らかだが、カエナは彼をかばった。
あまり大きな事件ではないから波風を立てないほうが良いし、レイジェフはまだまだ子供だから見守らなければならないと。
彼女のそのような大人の対応に、皇帝は目を見開いて驚いた。噂で聞いていたカエナが変わったというのは本当なのだなと。
また嫁ぎ先の話になると、これまでラファエロのことを夢中で追いかけていたカエナとはまるで別人であり、立場をわきまえて父に従うと言い出す。
そんなカエナの変化に、皇帝も好感を抱いたようである。
ただ、本当に娘はラファエロに未練がないのか…?と彼はまだ疑問を感じているのであった。
ラファエロとの遭遇
ラファエロ・キッドレーは幼いころから戦場を経験していた。そして堂に入った態度や立ち振る舞いに、上流階級の少女たちは心を奪われた。
以前のカエナも例外ではなく、そんな少女の一人であったのだ。
ラファエロは皇帝に会うため皇居を訪れていたが、あいにく都合が会わず出直すことに。
そんなところにちょうど寝室から出てきたカエナが出くわす。
彼女はこれまでラファエロのことをラフィと呼んでいたが、その日はキッドレー卿と呼ぶと、その変化に彼は違和感を感じる。
そしてまた出直してきますと彼が立ち去ろうとすると、あなたがここに来たわけは知ってるわと言って、カエナは彼を呼び止めお茶に誘った。
彼女のこれまでとはまるで別人のような策士の表情にラファエロは興味を持ち、誘いに応じることに。
いつもであればラファエロと会うときはクリスタルがついたドレスで聞かざるカエナだが、今回は普段着を着て彼とのお茶の場に現われた。
そんな飾り気のないカエナにラファエロはまた驚き、逆に美しさを感じる。
そしてカエナは、縁談についてのお話を早速始めましょうか、と口を開くのだった。
【4話】感想
侍女や弟など周りの人がカエナの変化を感じ始めていますが、重要人物となる皇帝やラファエロもすぐに彼女の変化に気づきましたね。
父は彼女に好感を受けるようになったようですが、ラファエロはどうでしょうか。逆に彼からカエナに惹かれるなんてことがありそうな気もしますね。
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