ピッコマで公開されている「悪女はマリオネット」のネタバレと感想になります。
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「悪女はマリオネット」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【36話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
優しい笑顔
彼女にプレゼントを喜んでもらえてうれしくなったラファエロ。劇場とか百貨店とか…もう1つ作りましょうか?と言うと、いや建物は大丈夫だと断るカエナ。
建物がダメなら…と他のプレゼントを真剣に考えるラファエロ。彼の変わりようにカエナは戸惑った。
気遣いだけで十分うれしいからもう大丈夫だと言うと、ラファエロは今まで見たこともない優しい微笑みを見せた。
男主人公と言うだけあって、彼のことをとてつもなくイケメンだと思うカエナ。
思わず一瞬、心がときめいてしまうのであった。
訪ねた理由
なんで私を訪ねて来たの?カエナが聞くと、その場に跪いたラファエロは殿下に会いたかったのですと言った。
すると、遠くで待機していた側近のバスタンがお茶を吹き出した。
彼はおそらく主人であるラファエロの豹変ぶりに驚いたのである。
ラファエロはカエナの手を取り、真剣な表情で会いたかったと言ったのだが、そういえば私に聞きたいことがあるって言ってたよね?と笑顔で交わすカエナ。
きっと私たちの間はどんな可能性もないと思っているんだと考えたラファエロは、彼女の手を離すと立ち上がった。
そして、私の縁談がすべて取り消されたので次の計画を聞きに来ましたと言い、ひとまずカエナに調子を合わせることにしたのだった。
カエナの目的
カエナは人払いをすると、こう言った。
自分の目的はとても簡単だが、君の助けが必ず必要になる。
そして、夫を作って欲しいと言うのであった。
彼はその言葉の意味に戸惑った。子供を作ろうということ?いや、そんな卑猥なことをいうはずがない。旦那になってほしいわけでもなく、誰かを紹介して欲しいのではなく…
ラファエロは言葉の意味がわからず、頭を抱えた。
カエナはこう説明した。実体のない架空の男が必要なのだと。人だけが虚像で、権利と財産は実在する存在。私はそんな彼と結婚するつもりなのだと。
もう二度と…
それを聞いたラファエロは複雑そうな表情をすると、殿下は私に心があったのではないのですか?と言う。
"ラファエロは皇女の長年の片思いの相手であり、初恋だということ" これは世界中の誰もが知っている話だった。
でも、それはカエナにとって何十年も昔の話なのであった。
カエナが言葉に詰まっていると、もしかして難しい質問でしたか?とラファエロは聞いた。
当たり前でしょ!でも、私は何とも言えないと思うカエナ。
彼のことを好きだと言っていたのは、他ならぬ自分であるから…
カエナはやっと口を開くと、こう答えた。前にも言ったけど、あなたに対する感情はきれいに整理したよ。そして、二度と持ち寄るつもりもないし、誓いも本気だった。私の真心を信じて欲しいと。
前に、カエナ皇女がもう無礼なことをしないと言った誓い。あれは二度と私のことを好きにならないと言う意味だったのか…
たしかに前は付きまとわないで欲しいと願ってたし、触れられるのも不快だった。
でも、今はそんな風には感じられないんだ…カエナ皇女。
そう思うラファエロは俯くと、切ない表情をするのであった。
【36話】感想
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