ピッコマで公開されている「悪女はマリオネット」のネタバレと感想になります。
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「悪女はマリオネット」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【13話】ネタバレ
レイジェフとラファエロ
カエナとラファエロの前に現われたレイジェフ。
偶然を装っているようだが、ラファエロがいると知ってわざわざ来たのは明白である。
レイジェフは軍事権や兵士を持っていない一方、ハインリヒ家は軍事に関わる貴族を多く侍らせており、レイジェフもそれを気にかけて焦っていた。
しかしそんなハインリヒですら到底かなわないのがキッドレー公爵家なのである。
はるか昔から国を守ってきた由緒正しい精鋭たちであり、名実ともに帝国を支える軍事一族だ。
逆にレイジェフには、帝国一の穀倉をもつエバンス侯爵とその一族が使えており、レイジェフとラファエロが手を組めばお互いを補い合うことさえできる。
レイジェフがラファエロの言動に関心を持たないはずがないのである。
ラファエロはカエナがここから抜け出すための重要人物であり、レイジェフの思い通りにさせるわけにはいかない。
そう思ったカエナは、ラファエロをすぐに帰らせるのだった。
リディアと父親
リディアは父親の部屋を訪れ、レイジェフが自分を許してくれたかを確認しに来たようだ。
父曰く、エバンスが丸く収めてくれたのだと。
安心したリディアは、エバンスがいつ自分を皇子の嫁に推薦してくれるのかと悪びれもなく父に聞く。
しかし娘のことを推薦するなどありえないことを理解している父は、とりあえずリディアを落ち着かせた。
そして皇族に嫁ぐには皇女からの評価も大切であり、皇女を火傷させるなんて…と父はため息をついて呆れている。
しかしリディアは自分は悪くないと考えてようだ。むしろ皿を冷ませと言わなかったカエナが悪いと。
立て続けにリディアをはカエナの悪口を言う。外出もせず、予算が余っているのにパーティーも開かないと愚痴をこぼした。
その話に、最近皇女が変わったと言う話はデマではないんだなと思う父。
皇女が何を企んでいるのか交友関係がどうなっているのか監視しなさいと父はリディアに指示した。
他の侍女にも協力してもらって、献上品も全て確認するようにと。
アーモンドクッキー
カエナは予算が余っていることに頭を悩ませていた。もちろん贅沢な悩みである。
そして何のイベントも開かず侍女たちも退屈しているだろうが、それも彼女たちに考える余地を与えるためであった。
最近侍女たちが何かを探したり調べたりしていることは、ベラを経由してカエナの耳にも届いていたのである。
侍女たちが皇女に欲しいと言うことで、アニーがクッキーを持って来た。侍女たちではなくアニーが運んできたことに驚くベラ。
そしてそれを受け取ったベラだが、そのクッキーを見て驚いた。それはアーモンドクッキーであり、カエナにナッツアレルギーがあるのは誰もが知っているところである。
問題があるので…と言ってすぐに下げようとするベラだが、それで十分だと言うカエナ。
彼女が食べたら死ぬかもしれないアーモンドクッキーだが、それこそ彼女が侍女たちに望んでいたものなのだと。
カエナ殿下何を考えているの…と動揺するベラ。
すると、私はこれを食べるつもりよとカエナは言い微笑むのだった。
【13話】感想
リディアはカエナに命を助けてもらったと言うのに、本当に礼儀知らずですね。彼女が反省することは一生ないのでしょうか。
また侍女たちが渡したかったと言うアーモンドクッキーを受け取り、それを食べると言い出すカエナ。
死ぬ危険もあるようですが、一体カエナな何を企んでいるのでしょうか。楽しみですね。
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