ピッコマで公開されている「悪女は今日も楽しい」の感想と考察になります。
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【97話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
本物のレイリンは
レイリンの目の前にまたも現れたもう一人のレイリン。そこでの会話で気になる内容が。
もう一人のレイリン曰く、レイリンはあなたなのよと。以前第78話でも同じような発言がありましたね。
というのももう一人のレイリンにも過去にレイリンだった時期があるものの、それは目的を果たすために一時的に体を借りていただけらしく。
その目的というのが皇室への復讐であり、フレードリヒを利用して皇帝エドウィンを殺すことに。確かに第53話でレイリンがフレードリヒと共に血まみれの皇帝エドウィンを追い詰めているシーンが描かれていました。
ただ実はレイリンの体に入った際に記憶を失ったため皇室への復讐心がどこからくるのか分からないまま、とにかく憎いという感情に従って皇帝を殺したとか。失った記憶は体から追い出された側の本物のレイリンが持って行ってしまったみたいです。
そのためその後は目的も分からず摂政として実質的に帝国を支配し暴走。最後にベラードに殺される際に記憶が蘇り、復讐心の根源を思い出したよう。それが具体的に何なのかは明かされず。
死にゆく際にまだやるべきことが残っているのにと心の中で絶叫していたところ、その瞬間にアイリスが時間を巻き戻し、その反動でこの世のものではない彼女の魂が体から分離されたというのです。
それで体には本来の魂である今のレイリンが戻ってきたと。だから今のレイリンが本物のレイリンというわけですね。
色々とややこしい…。しかし今のレイリンは自分があくまでも憑依してきた別世界の人間だと信じているため、その話を受け入れてはいませんでした。
確かにもう一人のレイリンの話は考えてもいなかったものだと思うので、確証が持てる何かが無いと信じられないですよね…。
もう一人のレイリンの頼み
そしてもう一人のレイリンは今でも皇室に対して復讐心を抱いているよう。そして協力して欲しいことがあるのだと。
さっきの話だとレイリンの体に入っているとき死に際に記憶が蘇ってきてやり残したことがあると叫んでいましたから、それをやろうというのでしょうか。
もう一人のレイリン曰く、本当の彼女の肉体は皇帝が奪って行ったのだとか。
そして皇帝が窮地に陥った際に、彼女の力が宿った肉体を取り戻すチャンスがやってくるだろうからそれを狙っているとも。
なるほど…。本物の肉体を奪われてしまったから、一時的にレイリンの体を乗っ取って皇帝に皇室に復讐しようとしたみたいなことですかね…?
そしてもう一人のレイリンの本当の正体が何なのかも気になるところです。
その頃皇帝は
その頃剣術大会の騒動を抜け出した皇帝エドウィンはフレードリヒの部屋を訪れていました。
反逆によって皇帝エドウィンが始末されるものと信じていたフレードリヒは一人で高笑いしていましたが、まさかの本人が目の前に現れて少し困惑している様子。
反逆が失敗したという知らせはフレードリヒの耳には届いていなかったみたいですね。
それから皇帝エドウィンが激しく憤った様子で問い詰めるも、証拠でもあるのかとフレードリヒはしらばっくれるという。
フレードリヒはかなり堂々としていて、自分が反逆に関与している証拠など見つかるはずがないと自信を持っているのでしょう。
この後どんな展開が待っているのか注目ですね。
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