ピッコマで公開されている「悪女は今日も楽しい」の感想と考察になります。
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「悪女は今日も楽しい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【96話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
反乱軍を撃退
戦いの場に現れた魔塔主イグレンは圧倒的な力でハナンシアを撃退。まるで相手にならないほどの実力差がありそうです。
もちろんハナンシアもかなりの腕前の魔法使いだとは思いますが、きっとイグレンが強すぎるのでしょう。
最後はハナンシアが逃げてその場から姿をくらます形となり、イグレンは彼のあとを追おうとはせず。始末したりするつもりはなく、とりあえず追い返せばよいという感じなのかもしれませんね。
おそらくハナンシア以外も反乱軍は皆退散したと思われるので、ひとまずこの騒動は解決ということになりそうです。
そして戦いのダメージで意識を失っているハビエルのことはイグレンらが魔塔で治療してくれるとか。彼らが面倒を見てくれるなら一安心ですね。
また人々の中には過去の歴史から魔法使いに嫌悪感を抱く人たちが多かったみたいですが、レイリンは魔塔主や獣人族が反乱軍から帝国を救ってくれたのだと説明。魔塔では事前に反乱軍の存在を把握していたからと。
そんなレイリンの話を受け、公女が言うならとその場にいた人たちは信じてくれたみたいです。
世の中にはまだまだ魔法使いや獣人族を嫌う人たちが多いかもしれませんが、名誉回復のためにレイリンも協力してあげて欲しいですね。
カシオンの記憶
それから激しい戦いによって負傷し倒れているカシオンのもとへレイリンが駆け寄ることに。これから移送されて治療を受けるための準備をしているところのよう。
カシオン本人は意識が朦朧としている中、今回は守れましたねと一言。そして忠誠を誓う言葉まで。
何のことか分からないレイリンが困惑していると、突然カシオンの記憶が頭に飛び込んでくることに。
そこにはレイリンに剣を向けてくるベラードと彼女を守ろうとするカシオンの姿が。おそらく第38話や第93話で描かれた回想シーンと同じ場面でしょう。
またベラード側にはレイリンをお母さんと呼ぶ少年の姿も。銀髪なのでフレードリヒとの子供でしょうかね…?
その子は母に愛情を求めていたみたいですが、レイリンは冷たく突き放すという。
結局そこでベラードとカシオンの戦いが始まり、ベラードが勝利してレイリンとカシオンは命を落としてしまったみたいです。
それが小説で描かれたシナリオということなのかもしれませんね。
もう一人のレイリン登場
レイリンが倒れているカシオンの記憶を見たところ、ちょうどそこには例のもう一人のレイリンが現れることに。
もう一人のレイリンはカシオンに愛おしそうに触れ、次は私を選ぶなと命じたのにと悲しそうな様子。また同じ選択をしたのねと。
冷たく非道そうに見えるもう一人のレイリンも、カシオンのことは大切にしていたみたいですね。
それからもう一人のレイリンは、皇帝はお前が獣人族と魔法使いの力を手に入れることを恐れるだろうと警告。これまでの皇帝の言動からするとそれは間違いないでしょうね。
それに続けて気になる発言も。ヤルマンとスオハのときは残念ながら救えなかったとか、たった20年しか生きていないお前は何も分かってないとか。
ヤルマンとスオハは以前も名前が出てきましたがハビエルの両親ですね。スオハはかつての獣人族の王でした。
もう一人のレイリンのその口ぶりからして、彼女は大昔の話や複雑な事情までかなり詳しく知っていそうですね…。
なぜそんなことまで知っているのかとレイリンは困惑している様子。まだまだ謎に包まれているもう一人のレイリンが何者なのか気になるところです。
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