ピッコマで公開されている「悪女は今日も楽しい」の感想と考察になります。
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「悪女は今日も楽しい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【85話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
アイリスの企み
ルーカスはバイトロ王国に身を潜めているアイリスのもとを訪れていました。
彼女はルーカスを味方だと信じ込んでおり、自分は悪女レイリンに虐められている可哀そうな女の子だと言わんばかりに泣きつくという。それにレイリンのことを横暴な女だと侮辱する発言も。
ルーカスは涙を流すアイリスを優しい言葉で慰めつつ、内心はレイリンを馬鹿にされてイラっとしているでしょうね…。
それからアイリスは自身の企みを明かすことに。まず彼女が望むことはこの国の貴族と親交を深め、武器や兵力を買わせたいのだと。いつ戦争が起きてもおかしくない状況にするのが狙いみたいです。
またカンドミオン公爵家の事業で販売している商品のコピー品を大量に製造しており、その国で事業をするつもりだとか。
だからルーカスには自分のことを帝国から来た最高の財力家であるという噂を流して欲しいというのです。
戦争の話だったり事業の話だったり繋がりがちょっとよく分からない部分もありますが、とにかくレイリンへの復讐のために壮大な計画を立てているのでしょうね…。
その企みを聞いたルーカスは不気味な笑みを浮かべているようで。スパイとなって情報を聞き出してくれる彼の存在はレイリンにとっては頼もしいですね。
父との話し合い
ルーカスから聞いた情報をもとにレイリンは父カンドミオン公爵と話し合いをしていました。
まず自分を暗殺しようとした犯人はフレードリヒの元侍従2人、ムルソンとシャニアン。そしてアイリスであると。
またフレードリヒの侍従を辞めた人は彼らを含め全部で4人いて、帝国に隣接するバイトロ王国、メイアロ王国、パティアン王国、ルネチア王国に散らばっているとか。
アイリスを含め全員帝国外にいるというわけですね。もちろん中心となってそれらを指示しているのはフレードリヒになるのでしょう。
その話を聞いたカンドミオン公爵は何か察したよう。その国家的な動きは皇族が外勢を巻き込んで戦う方式であり、侍従を辞めさせたのも一般人の身分で動かしやすくするためだろうと。
またフレードリヒの資金が国外へ流れ出ていることや、各国が武器や化学兵器を活発に買っていることから、もうすぐバイトロ王国で戦争を宣言するだろうとカンドミオン公爵は推測していました。
まさにさっきアイリスがルーカスに明かした企みですね。カンドミオン公爵はさすがの推察力です。
彼は各国の動向の調査を部下に命じつつ、まともに息子の管理をできなかった皇帝に談判しに行くとか。
娘を危険に晒すまいとカンドミオン公爵は本格的に動き出したようで、こうなると誰よりも頼もしいですね。
どんな展開が待っているのか注目です。
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