ピッコマで公開されている「悪女は今日も楽しい」の感想と考察になります。
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「悪女は今日も楽しい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【77話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
またも小説のレイリンが
狩猟大会での騒動はひとまず収まり、レイリンはベラードと共に馬車で帰路につくことに。
その馬車の中でうたた寝してしまったレイリンですが、夢の中ではまたももう一人のレイリンが登場してきました。
これまでも何度かそのようなシーンがありましたが、おそらくそれは小説のレイリンなのでしょう。
今回レイリンの夢に出てきたのはとある舞踏会場で、皇太子フレードリヒとアイリスがパートナーとして入場しているという。そんな光景を婚約者であるはずのレイリンは大人しく見つめ、その惨めな姿を周囲から侮辱されていました。
小説のレイリンは悪女なはずですが、馬鹿にされても大人しくしている様子はとても悪女とは思えませんね…。
それから舞踏会場の外でレイリンはフレードリヒに話しかけ、私はあなたが皇帝になるための踏み台に過ぎないと言っていました。だからどれだけ侮辱されても構わないと。
フレードリヒが成り上がるための道具に自らなろうということですか…。憑依後のレイリンにはとても理解できない感覚でしょうね。
実は彼女には魂胆が
それから夢の中のレイリンは邸宅へ帰り、部屋のものを投げたりとかなり苛立っているよう。舞踏会場で調子に乗っていたフレードリヒを思い返して腹を立てているみたいで。
というのもさっきまでフレードリヒに対して従順だったのはただの演技で、実はフレードリヒを利用して皇后の座につき国政を牛耳るのが目的だったみたいです。
そんな魂胆があったとは予想外でしたね…。小説のレイリンはとにかくフレードリヒのことが好きという設定だったはずですが。
とはいえそもそも夢に出てくるもう一人のレイリンが小説のレイリンであるということは名言されていないので、もしかしたら全く別のレイリンということもあったりするかも分かりません。
もしこれが小説のレイリンであれば、フレードリヒを巡ってアイリスに嫌がらせするみたいな話よりももっと悪女かもしれませんね。皇太子を欺いて自分が帝国の頂点に立とうとしているわけですから。
フレードリヒの無能さやカンドミオン公爵家という強力な後ろ盾を考えると、確かに皇后となったレイリンのほうが実質的トップに立てそうな気はします。
そしてなぜ憑依後のレイリンの夢に度々出てくるのか、その理由も気になるところ。彼女の体に憑依前の記憶でも残っていたりするのか。
話が少しややこしくはなってきましたが、中々展開が予想できなくて面白くなっていきそうですね。
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