ピッコマで公開されている「悪女は今日も楽しい」の感想と考察になります。
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「悪女は今日も楽しい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【67話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ルーカスへの協力依頼
ルーカスのもとにはカンドミオン公爵邸から手紙が届きました。
その手紙の内容はというと、獣人族について分かることを全て調べ上げて欲しいと。ハビエルが卵の状態になった謎について解き明かそうというのですね。
ただ差出人はというとレイリンではなく、ハビエルの先生であるライゼ。カンドミオン公爵の指示によって彼からルーカスへ協力依頼したようです。
カンドミオン公爵がどれほどルーカスを信頼しているかが分かりますね。さすが情報ギルドマスターです。どんな調査結果が出てくるのか楽しみなところ。
ちなみにカンドミオン公爵邸からということでてっきりレイリンの手紙だと勘違いしたルーカスはがっかりしているようでした。同じことを調査するにしてもレイリンから依頼されたほうがルーカスは嬉しいのでしょう。笑
あいにくレイリンには魔塔主イグレンという獣人に詳しい頼もしい味方がいるわけですが、そのことを知ったらルーカスは嫉妬してしまいそうですね…。
そこら辺のレイリンを巡る男たちの物語も気になるところです。
父へのプレゼン
レイリンは自身が推し進めている事業の商品を父カンドミオン公爵にプレゼンしていました。
彼女が手掛ける商品はボールペンとマグカップ。それぞれ第50話と第62話で魔塔に製作依頼しているシーンがありました。
ボールペンはペン先に保存魔法がかかっていて、従来のようにインクを頻繁に付け足す必要がなく一定期間使い続けられるとか。
またマグカップのほうも魔法で保温されて、熱いお茶は冷めることなく冷たい飲み物は冷たいまま飲めると。
いずれも現代の世界には似たような機能のものが存在しますが、この小説の世界では画期的なのでしょうね。カンドミオン公爵は娘に感心しているようでした。
またレイリンには思惑があって、それらの商品を使ってミエルの家門を完全に取り込むつもりらしく。
貴族会議からセルビー伯爵家を追い出して空いた席にミエルの家門を置くという話が以前第60話でありましたね。
そんなミエルの家門ジェイカルホーン伯爵家は商団を持っていて、ボールペンやマグカップの販売権を彼らに与えることで裏切りを防ぎつつ、カンドミオンの傘下に入る利点を世間に示そうということみたいです。
ただ商品を作るだけではなく政治的な視点でもレイリンは戦略を立てていたんですね~。
レイリンの作戦を聞いて父カンドミオン公爵は喜んでいました。娘がここまで賢く立ち回れるほど成長したのが嬉しいのでしょう。
果たしてレイリンの計画は上手くいくのか今後の展開に注目ですね。
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