ピッコマで公開されている「悪女は今日も楽しい」の感想と考察になります。
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「悪女は今日も楽しい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【59話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
アイリスの論法
前回の話で、皇太子を愛する自分の気持ちに気づけたことをレイリンに感謝すると言い出したアイリス。
これだけだと何がしたいのか、何を意図しているのかよく分かりませんでしたが、彼女にも考えがあったよう。
自分と皇太子の愛は本物だったと。一方のレイリンは愛してもいないのに皇太子を利用し、利用価値が無くなったから捨てるための口実として自分を悪者に仕立て上げたというのがアイリスの主張みたいです。
なるほど~。そういう論法できますか。自分を被害者だと会場の人たちに印象付けるために、皇太子と本当に愛し合っていたことを強調したかったのですね。
それで社交界でレイリンの悪い噂が立つようにしたいのでしょう。
ただ悪者に仕立て上げたも何も、婚約者のいる男と浮気したのですから普通に悪者だと思いますけどね…。
そして浮気を理由にレイリンが婚約破棄を突きつけるのも当たり前のことなので、アイリスには被害者ヅラするのはやめて欲しいものです。
好き勝手言いたいことを言ってくるアイリスに対し、レイリンを慕うミエルがビンタを食らわして会場からつまみ出し、その場は収まっていました。
今回の一件で多少なりともレイリンに悪い噂が流れてしまったりするのでしょうか?だとしたらちょっと納得いかないですね…。
ユエランの陰も
ミエルがアイリスをつまみ出して騒動は収まったわけですが、会場の陰にはユエランもいました。
彼女は悪い顔をして騒ぎを静観しているという。彼女もまたレイリンのことを陥れたいので、実行犯として動くアイリスを安全な場所から見ているという感じでしょう。いかにも卑怯者のやることですね~。
そもそも貴族派のユエランは、皇帝派が集まるこのパーティーには招待されていないはずで、彼女もまたこっそりと会場に入ってきたのでしょうね。
あとユエランは友達だというセルビー伯爵令嬢をアイリスに同行させていました。
アイリスの同行者だからと、レイリンがセルビー伯爵令嬢に強気な態度で圧力をかける場面も。
この様子を見ているとセルビー伯爵令嬢はユエランにとって捨て駒みたいな感じなのかもしれません。
アイリスとの繋がりがバレると自分が損する可能性があるから、その損な役回りをセルビー伯爵令嬢にやらせているのでしょうね。
表に出ずに裏でこそこそと動く卑怯者なユエランのことも、レイリンに成敗して欲しいところです。
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