ピッコマで公開されている「悪女は今日も楽しい」の感想と考察になります。
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「悪女は今日も楽しい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【57話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
魔法使いと獣人
アカデミーに出発するハビエルを見送ったレイリンは、その足で魔塔を訪れることに。
自ら行動を起こしたハビエルに見習って、彼女も例のボールペン事業を頑張ろうと気合を入れているようで。いい刺激を貰えたみたいですね。
魔塔では魔塔主イグレンがレイリンを迎えてくれたわけですが、そこでの会話でまさかの事実を知ることになりました。
過去に魔法使いたちは皇帝の命令で獣人族を滅ぼそうとしていたのだとか。皇帝は獣人が自分の座を脅かす危険な存在だと認識していたみたいで。だから滅族を魔法使いに命じたわけです。
ちなみにハビエルは最初に登場した時に奴隷として扱われていましたが、獣人が奴隷扱いされるのも歴代皇帝の意向が受け継がれたものらしく。ハビエルはそんな歴史的背景の犠牲者だったということですね…。
これまで魔法使いたちは多くの獣人を殺してきたみたいですが、今ではそんな罪を背負い、イグレンは獣人たちを守りたいと思っているみたいです。
魔法使いにも罪はありますが一番悪いのは歴代皇帝たちですよね…。現皇帝はどう思っているのでしょうか。
この間第53話でレイリンが皇帝に謁見する場面がありましたが、性格の悪そうな人物だったので獣人のことを憎んでいてもおかしくなさそうです。
獣人族の王
かつて魔法使いたちは獣人たちを滅ぼすために獣人族の王も殺したらしいのですが、その後継者がどこかにいるらしく。
イグレンは獣人族の新たな王が皇室からの危険に晒されないように保護すべく探しているのだとか。
この流れだともしかしたら獣人族の王はハビエルなのでは…?と思ってしまいます。獣人として登場している主要キャラはハビエルだけですからね。
ちなみにイグレンの話によると、獣人族は王を中心に動く種族らしく、王の周りに動物たちが集まっているイメージが描かれていました。
その光景もまたハビエルを連想させますよね。以前第53話でハビエルの周りに突然動物たちが集まってくるという描写がありましたから。
それ以降もハビエルのもとになぜか動物が現れるというシーンがあったはず。その理由は明かされることなく謎のままになっていましたが、獣人族の王だからということであれば納得です。
あくまでも推測ではありますが、ハビエルが獣人族の新たな王である説はかなり濃厚なのではと。真実が明らかになるのが楽しみですね。
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