ピッコマで公開されている「悪女は今日も楽しい」の感想と考察になります。
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「悪女は今日も楽しい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【102話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
カルロス公爵家の消えた宝剣
カルロス公爵邸にて夜真っ暗な中一人で剣の修練をしているカルロス公爵。相変わらずたくましくてカッコいい女性です。
そんな彼女のもとにはルーカスがやってくることに。やり取りの感じからして普段から交流があってそれなりの関係は築いているのでしょう。
ルーカスが訪ねてきた理由はというと、カルロス公爵家の消えた宝剣に関する情報が入ったからなのだと。その話を受けてカルロス公爵は目を見開いて少し驚いているようでした。
消えた宝剣については家門における極秘事項であり、外部の人間がその存在を知っているはずがないようで。そこら辺はさすが情報ギルドマスターというところでしょうね。
そこでルーカスが情報交換しようと取引を持ち掛け、カルロス公爵も自分らにメリットがあると判断したのか取引に応じていました。
レイリンとルーカスがそうであるようにカルロス公爵も彼とウィンウィンの関係になれるといいです。
皇室に逆らえない理由
取引の中でカルロス公爵は彼女しか知らない情報をルーカスに提供。それはカルロス公爵家と皇室の関係について。
カルロス公爵家は代々皇帝の命令に忠実に従ってきており、それが家門の名誉を汚すようなことや被害を被るようなことであっても逆らったことがないらしく。
以前第98話で皇帝がカルロス公爵家のことを忠実な犬だと呼んでいましたが、そこに何か秘密がありそうな感じはしていましたよね。
そしてカルロス公爵はこの間の謁見の際に家門が皇室によって操られているのだと確信。それも奪われた宝剣の力を利用しているに違いないとも。
なるほど…。カルロス公爵家は絶対に逆らえないと皇帝が強気でいるわけですね…。
カルロス公爵家はその推測が絶対に合っていると自身を持っているようで、命を懸けて保証するとルーカスに対して宣言していました。
またカルロス公爵は家門が皇室の支配下にいるうちは当主の座をベラードに譲るわけにはいかないと考えているようで、息子を思う母の優しさも感じられますね。
分身を探せ?
ちなみに第98話の回想シーンにて、カルロス公爵はレイリンとすれ違う際にハッと何かを感じたよう。
どうやらもう一人のレイリンがカルロス公爵の耳元で、”私の分身を探せ”と呟いたようで。分身を取り戻せれば呪いから解放されるだろうというような旨も伝えられたみたいです。
一体何の話をしているのですかね…?詳しい事は分からず。
ただもう一人のレイリンの囁きによってカルロス公爵の中でハッと何かが変わったようで、それがきっかけで家門が皇室に操られていることを確信するに至ったのでしょう。
なぜか皇帝の命令に逆らえないことに心の中で違和感を感じ続けていたのかもしれませんね。
皇室とカンドミオン公爵家の戦いにカルロス公爵家も関与してきそうな流れで、この後どんな展開が待っているのか楽しみです。
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