ピッコマで公開されている「悪女の私がヒロインになります」のネタバレと感想になります。
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「悪女の私がヒロインになります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【8話】ネタバレ
どうしてその体に
どうしてその体に入ったんですか?
ヘレンのその言葉にゾッとして青ざめるダリア。
正体をバレてしまったかもしれないと思い動揺するが、冗談ですよとヘレンは笑い出す。ダリアが緊張していたため冗談で和ませてようとしたようだ。
そしてヨハンから預かった小さな箱を開けてみると、そこには婚約指輪が入っていた。細工された宝石の底には、代々デカルト家に伝わる白狼の紋様が刻まれている。
婚約指輪に祝福の洗礼を与えるようにということで、ヨハンはそれをヘレンに届けたかったようだ。
その指輪の青い宝石を見たダリアは、美しいけど…ヨハンより皇帝陛下によく似合う色ですね…と思わず正直な感想をつぶやいてしまい、少し変な空気になる。
それから、用は何ですかとヘレンは聞いてきた。指輪を渡すだけなら補佐官に託したはずだから、ダリアが自分に会えるようヨハンに頼んだのではないかと彼女は考えたのだ。まさに図星である。
それを聞いたダリアは、やっぱり味方にしたい人物だわと思うのだった。
婚約ではなく結婚を
ダリアがヘレンに会いたかったのは、ヨハンとの結婚について神のお告げを聞くためである。
彼女はヨハンと婚約がしたいのではなく結婚がしたいのだ。
婚約と結婚は同じではないかとヘレンは戸惑うが、ヨハンの気持ちがいつ冷めるか不安で…とダリアは適当に理由付けする。
そしてヘレンが水晶玉に手をかざして女神に問いかけてみるが、女神からの返事はない。
ダリアの作戦としては、神のお告げで早く結婚式を挙げて、神のお告げを教えてくれたお礼として北部地方に神殿を建ててヘレンを味方にしようという計画だったのだ。
思うようにいかなかったダリアだが、ヘレンはアドバイスをしてくれる。
大神殿に捧げものをしてお告げを聞いた方が良いかもしれないと。そうすれば女神様もどれほど切実か分かってくれるかもしれないと言う。
彼女の助言を受け、結構いいことを聞けたと思い部屋を出ようとするダリアだが、そんな彼女に突然声が聞こえてくる。
10日待つのだ。見知らぬ土地の者よ。
そのような声が聞こえてきて、ビクッとしたダリアが振り向くが、そこにはもうヘレンはいない。
結局その声が何だったのか分からないまま、礼拝堂をあとにするのだった。
礼拝堂を出ると
礼拝堂から出るとフローレが待っていて、ちょうど会議を終えたビーデル伯爵も合流する。
そしてビーデル伯爵は、今日の社交界にダリアもフローレも参加しなければいけないと言ってくるが、ダリアは体調不良を理由に断ろうとした。
しかしその言葉を聞いて表情が険しくなるビーデル伯爵。
ヨハンとの噂を快く思っておらず、どうしても皇帝であるノエルと結婚させたがっているようだ。
自分を利用しようとしていることが見え透いており、ダリアはビーデル伯爵に嫌悪感を覚える。
そんな話をしていると、同じく会議を終えたヨハンもそこにやって来た。
またもビーデル伯爵が間に入り2人を邪魔しようとしてくるが、身分が上のヨハンには通用しない。
少しだけお話してから戻ってきますわとダリアが言うと、ビーデル伯爵も少しホッとしたようだ。
そのままヨハンはダリアの手を取って、2人でどこかへ行くのだった。
【8話】感想
どうしてその体に入ったんですかというヘレンの質問は、本当に冗談だったのでしょうかね。実は本当にダリアの正体が分かってしまったけど、探りだけ入れて誤魔化した的なこともありそうな気がします。
またダリアがヘレンの部屋を出ようとしたときに、ふと聞こえてきた謎の声。振り返ったらヘレンはいませんでしたが、一体何だったのでしょうか。
そしてフローレとビーデル伯爵と合流しましたが、そこにはまたヨハンがやって来て、再びダリアは2人きりでどこかへ行くことに。今度は何の話ですかね。気になるところです。
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