ピッコマで公開されている「悪女の私がヒロインになります」のネタバレと感想になります。
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「悪女の私がヒロインになります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【27話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
揺れ動く感情
ヨハンと部屋で2人で話しているとき、ダリアは突然体調が悪そうにしてよろめく。
とっさにヨハンは彼女を支えた。まだ毒の影響が残っているようだ。
まだ悪寒や胸の苦しさを感じると言うが、それでも以前よりは穏やかだとダリアは言う。
その話にヨハンはホッとしたようで微笑んだ。
また明日書斎を見ようと考えていたヨハンに、ダリアも一緒に行きたいと言う。ちょうど書斎の本が足りなくて言おうと思っていたのだと。
なんと彼女は今ある本を全て読んでしまったというのだ。
それは相当な量のはずであり、それも学者たちが解読に苦労するような本でもあるため、ヨハンは戸惑った。
明日直接確認したら分かるだろうと彼は思うのだった。
一緒に書斎に行くということをヨハンが承諾すると、ダリアは嬉しそうに笑顔を見せる。そんな彼女の顔を見てヨハンは何か思ったようだ。
部屋を出て行った後、何だろう…この揺れ動く感情は…とヨハンは思っているのだった。
ティモテはどちらにつくのか
ノエルの執務室を訪れているアロンは、かつて彼に言われた言葉を思い出していた。
私の目には君の劣等感が見えると。
アロンは誰にも気づかれないと思っていたが、実は妹のヘレンに対して劣等感を感じていたのだ。
権力が欲しいなら私に協力した方がいいというノエルの言葉を受けて、アロンは皇帝に仕えることになったのである。
そんな昔のことを思い出しながら、アロンはヘレンの状況を報告していた。こちらの行動に気づいたのかヘレンが何やら人を探して動いているようだと。
ヘレンもまたティモテを探しているのだろうか。
ティモテ・ジョバンニ。彼は神聖騎士団に属さずに唯一自由に放浪する魔法使いであり、帝国の戦争中には先代皇帝の下に入ってヨハンとノエルを補佐した人物だ。
果たしてティモテがどちらにつくのか気になるなと言うノエル。
デカルト家からの皇位簒奪の前に、ティモテはノエルに帝王学を教えてきた。まるで未来を呼んだかのようにである。
ノエルは彼について、何を考えているか分からない男だと思うのだった。
賢者の必要性
賢者が加担した方が真の指導者になれるという話を始めるノエル。それは彼の生まれた地での話だ。
ノエルの故郷は、今はもうセルビエン帝国の属国になってしまった南方の小国。
かつてその小国が侵略された際に、その国には賢者がいなかった。
そして民衆は賢者を置かなかった国王を非難し、そして国王の首を切って帝国に捧げることを計画。
その先鋒に立ったのは国王の娘でありノエルの母である人物。つまり国王はノエルの祖父にあたる。
ノエルの母は国王の首を先代の皇帝に捧げ、彼の花嫁になることを自ら申し出たのだ。
それから彼女はノエルを産み、先代皇帝の愛を独り占めにして数年後にこの世を去ったのである。
後に考えてみたら母こそ賢者だったのではないかとノエルは思った。彼女は国王である父の首を敵軍に捧げたのである。
ノエルがその話をした理由を、アロンはすぐに察した。
それはつまり一刻も早くそのような賢者を連れて来いという命令なのである。
【27話】感想
ダリアは本を読むのが好きなようですね。書斎にあるのは学者でも難しいという本だとヨハンは驚いていますが、それを全て読み上げたというのは本当なのでしょうかね。
またノエルとアロンが執務室で話していましたが、また魔法使いのティモテの話が出てきましたね。
ノエルに帝王学の勉強を教えたとなると、やはりティモテはヨハンよりもノエル支持派なのでしょうか。
以前の話でフローレがバルコニーにいたときに現われた謎の男がティモテな気がしていますがどうですかね…?
フローレと手を組んでノエルの結婚相手として皇后にしようとしていたため、ノエル支持派ということであれば辻褄は合いそうです。
ティモテが何者なのか気になるところです。
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