ピッコマで公開されている「悪女の駄菓子屋へようこそ」の感想と考察になります。
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「悪女の駄菓子屋へようこそ」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【92話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
いつの間にか卵から
イサクからまさかの告白を受けて言葉に困っている様子のメルデニーク。何と言えばいいかと彼女が考えていたところ、ふと横を見ると不機嫌そうにこちらを見ているドラゴンの子が。
いつの間にか卵から出てきていたんですね。そして自分そっちのけで2人で盛り上がっているのが不満なのでしょう。笑
機嫌を直してもらおうとメルデニークは用意してきたプレゼントを取り出すことに。それは何と桃でした。
というのも文献によるとドラゴンは香りのよい果物が好きだということで、皆で一生懸命悩んで桃に決めたのだとか。
しかしドラゴンの子は喜んでくれず。ただの桃なんかとへそを曲げているよう。へそを曲げたら中々機嫌を直してくれない子なのですかね…。苦笑
そこでメルデニークは自身の気持ちをしっかりと伝えることに。これからたくさん愛してあげると。それに彼のためにダニーという名前を考えてきたとか。
そんな彼女のことをドラゴンの子は受け入れてくれて、ダニーという新たな自分の名前を喜んでくれたみたいです。ひとまず丸く収まりましたね。
あと第89話で触れられていた最終的な刻印が完了したということでいいのでしょうか…?明確には表現されませんでしたが、おそらくそのように考えていいのではと思われます。
教皇の望み
それからダニーはメルデニークの質問に答える形で教皇について色々と教えてくれることに。
まず教皇は過去、現在、未来のことが記された記録集を継承されるのだと。つまり教皇は未来のことも知ったうえで神に仕えている者たちみたいですね。
ただ今の教皇は過去の者たちとは違い、過去と現在、そして未来の記録まで全て自分中心に組み替えることを望んでいるのだとか。恐ろしいほど欲深い人なのでしょう。
しかし教皇と言えども未来を知っていても決して変えることはできず。この世界の記録とは関係ない異世界から来た人間でもない限りそのようなことは出来ないのだとか。
この時点で大体話が読めてしまいましたね。今のメルデニークは現実世界から小説の世界へ憑依してきた人物であり、未来を変えることができてしまう人間というわけです。実際にこれまでも小説のシナリオを自分の力で変えてきましたからね。
ダニー曰く教皇はそんなメルデニークを欲しているのだと。もっと厳密に言うと、メルデニークの未来を変える力を欲しがっているというのです。
以前第89話の正餐会の場で、あなたのような存在をずっと探していましたと教皇がメルデニークに伝えている場面がありましたが、彼の言葉の意味はそういうことだったのですね。
そしてダニーは教皇からメルデニークを守ってあげると約束してくれることに。これからダニーが頼もしい存在になってくれそうです。
聖水を配布
そのころどこかの町では教皇が直接祝福を下した聖水というのが人々に配布されていました。
その力により歩けなかった人が歩けるようになったり、盲目だった人が目が見えるようになったりと噂されているよう。
相変わらず厄介なことをしていますね。これまで明かされている内容だと聖水を飲んだ人は洗脳されてしまうので、どうにか奴らの活動を止めさせたいところです。
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