ピッコマで公開されている「悪女の駄菓子屋へようこそ」の感想と考察になります。
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「悪女の駄菓子屋へようこそ」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【43話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
キンノア侯爵家を立て直す?
侯爵の爵位を皇帝から与えられたメルデニークですが、キンノア侯爵家を今後どうしていくのか気になるところ。やはり立て直すつもりなのでしょうか。
キンノア侯爵家はドラゴンに呪われた魔法使い一族であり、特別な力を覚醒させた者たちがかなりの富を築いてきたものの、最後に残った直系血族であるメルデニークの母の死と同時に財産と領地はバベルロア公爵家に帰属するようになったみたいです。
傍系の者たちはどこかへ逃げ隠れて、今は名前だけが残った家門なのだとか。
メルデニークはそんなキンノア侯爵家の第14代当主になったわけですが、彼女がどうするつもりなのか意向が気になりますね。
爵位だけもらって中身が無かったらむしろ周囲から厳しい目を向けられそうな気もしますから、名前だけになったキンノア侯爵家の名誉をある程度取り戻す必要があるのではとも思ってしまいます。
想像以上に深刻な状況
財産を侵害したとして賠償するようにと詰め寄るメルデニーク。
最初は余裕そうな表情だったバベルロア夫人も次々と繰り出されるメルデニークの言葉に追い詰められることに。
まずメルデニークはバベルロア公爵に直接嘆願するつもりなのだと。
破門の件でも公爵夫妻は意見が対立していましたから、ここでバベルロア公爵に夫人の愚行を伝えたら内部分裂を引き起こせるという算段なのでしょうね。
公爵との関係が悪化している夫人には痛い一手のようです。
あと店の強制撤去は多くの目撃者がいて魔道具で映像も残しているようで、そのこともまたバベルロア夫人を焦らせていました。想像以上に深刻な状況であることを認識し始めたのかもしれません。
取り乱した様子のバベルロア夫人の姿は見ていてスカッとしますね!今後のメルデニークの復讐劇がますます楽しみです。
幻影石の力で復讐
話は終わり馬車で帰ろうとするバベルロア夫人ですが、実はメルデニークがある罠を仕掛けていました。
それは店に保管してあったペンダント。店の撤去の際にバベルロア夫人が持っていくようにわざと隠しておいたよう。そしてそのペンダントには実は幻影石が埋め込まれているみたいです。
幻影石は第30話で登場していましたね。バベルロア夫人とテルン子爵が作ったもので、子供たちに悪夢を見させる代わりに学習能力を高めるというもの。
子供たちに対してどんな酷いことをしようとしていたのかバベルロア夫人に分からせようと思ったみたいです。メルデニークの反撃が止まりませんね~。
バベルロア夫人はその幻影石のペンダントを所持したまま馬車に乗り込んだところ、その効果もあってか顔の皮膚が突然変色して苦しみ始めることに。
またバベルロア夫人の首には古代語で”死”の文字まで。これは悪夢なのでしょうか?バベルロア夫人本人だけではなく付き添いの人にも同じ光景がみえているようなので、現実に起こっていることのように見えますが。
苦しみながら馬車を降りてくるバベルロア夫人の姿にメルデニークも少し驚いた表情を浮かべていました。もしかしたら彼女にとっても予想外の出来事なのかもとも思いますね。
浮かんできた光景
バベルロア夫人が幻影石の力で苦しんでいるとき、彼女の頭にはある光景が浮かんできたよう。
それは前公爵夫人が今にも息絶えそうなほど弱り果ててベッドに横になっている場面。バベルロア夫人が経験した過去の記憶でしょうね。
その弱り果てている前公爵夫人はおそらくメルデニークの母ということになるでしょうか。
弱り果てた彼女の顔は皮膚が変色しているよう。第41話でも触れられていたドラゴンの呪いを受けた際の症状ですね。ただそのせいで弱っているのではなく、現バベルロア夫人に毒を盛られたことが原因らしく。
自分が公爵夫人の座につくために毒殺を試みたわけですね。何という非道な奴。
そして前公爵夫人は、これまで通り生きるならいつか呪われたまま死ぬだろうと現バベルロア夫人に警告していました。
この話を今思い出すということは今馬車の中でバベルロア夫人に降りかかった出来事も呪いの一種…?幻影石が見せる悪夢という範疇を超えているような気がするので。真相が気になるところです。
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