LINEマンガで公開されている「赤い瞳の廃皇子」のネタバレと感想になります。
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「赤い瞳の廃皇子」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【13話】ネタバレ
リエターの働き
大寺院に到着したアクシアス大公らの一行は、案内を受けすぐに宿舎へ向かう。
大公は貴賓室へ案内され、お手伝いをする修道士を紹介されるも、自分の連れてきた女たちが世話をしてくれると言って拒否する。
そして貴賓室に入るや否や、リエターを抱き寄せ、俺の愛人が祈祷能力者だからお前たちは必要ない言うのだった。
修道士らを追い返した後、アクシアス大公はリエターのことを見て、よくやってくれていると感じていた。
気が弱く小心者だと思っていたが、この調子ならうまくいきそうだ。
彼女の働きぶりに、心の中でそう思うのだった。
大公と皇妃の再会
そしてその日、アクシアス大公とアベルサティ皇妃が顔を合わせることになる。
大公は女たちを後ろに引き連れ、御殿から出てきた皇妃を出迎えた。
よく来ましたねと言いながら階段を下りてくる皇妃に、大公は敬意を示しながら遅くなったことを詫びた。
2人は抱き合い、皇妃は大公の耳元で、残念ですね生きていてと囁くと、大公も同感ですと返事をした。
皇妃はすかさず、生きていて残念なのは自分のことであると付け加えるが、大公もまたそのつもりであったと言い返す。
殺伐とした内容のやり取りを淡々と話す2人。
後ろに引き連れている女たちを見て、女性に恵まれているのですねと言う皇妃。
自分は何人目の女ですか?と聞くと、大公は8人目ですと答える。
連れてきた女は6人であることを突っ込まれると、7人目は自分の黒馬であるのだと。馬もメスであり数に入れているという。
プレゼント
また皇妃は少し不気味な笑みを浮かべ、送りつけたプレゼントが見当たらないが気に入ったかと聞く。
プレゼントとは彼女が派遣した使節団のことである。
それに対しアクシアス大公は力不足で1人しかあの世に送れてないと答えた。
あの世に送った者とは、道中に大公が自ら手を下した司祭と偽っていた男のことである。
皇妃は大公ならもっと殺すと考えていたため、1人しか殺していないことが意外であるとと言う。
また大公は残りの者は置いてきたから自分からのプレゼントと共にすぐに到着するだろうとも話した。
プレゼントが何か期待が膨らむと言う皇妃。
誰かの首ですか?と聞くと、残念ながらお望みの首ではございませんと大公は答える。
そして皇妃は積もる話はまた後にしようと言い、最後に祈祷の儀式と宴について伝える。
明日の夜に祈祷の儀式を行うためには、日中は断食しなければならないと。そのため今夜は歓迎の意味を込めて宴を開こうと言う。
長い夜になりそうですと言う大公に、皇妃はどうぞお楽しみくださいと言い、御殿に戻っていくのだった。
【13話】感想
久しぶりに再会したアクシアス大公とアベルサティ皇妃のやり取りが、殺伐とした内容を淡々と話していて、ひやひやしてしまいます。
アクシアス大公が使節団と共に戻ってくると言うプレゼントは一体何なのでしょうか。
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