ピッコマで公開されている「愛され悪女が消えた世界」の感想と考察になります。
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「愛され悪女が消えた世界」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【78話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
入城を試みるも
シエナにプレゼントを渡したいという口実でナハト大公城を訪れたミナンシ伯爵夫人とロレイナですが、まさかの入城は認められず。
ナハト大公から伝言を受けた門番の者によると、今日は訪問客を受け入れないとのことなのだと。
ナハト大公は重傷から回復したばかりであり、何よりナハト大公を治すために無理して力を使い過ぎたシエナが倒れてしまった状況ですからね。客人を迎え入れている場合ではないのも納得です。
城内でそのようなことが起きているなんてミナンシ伯爵夫人とロレイナは当然知る由もなく。そして断られたことに2人は動揺し、特にロレイナのほうが怒りに震えているようで。
まず入城を断られるなんて微塵も思ってもいなかったのでしょうね。ミナンシ伯爵家の人間である自分らが追い返されるなんてあり得ないという感覚かもしれません。いい気味です。笑
とにかく面倒な事態にならずに済んだので、ロレイナらを追い返すというナハト大公の判断は賢明でしたね。
平穏を取り戻した城内
一方ナハト大公が無事に回復したことでナハト大公城内は平穏を取り戻し、そしてシエナなナハト大公に抱かれて眠りについているみたいです。
ナハト大公家の者たちはシエナが無意識に城内を浄化していることに気づき、ナハト大公が一時的に周囲に結界を張ることでシエナの無駄な消耗を防いでいるよう。少しでも自身の回復に体力を使えるようにということですね。
またナハト大公と同じくユニーク等級の魔獣から攻撃を受けた戦士たちはポーションが効かなかったみたいですが、シエナによって浄化された城内に入ってからはポーションが効くようになったとか。
つまり彼女は知らず知らずのうちにナハト大公以外の戦士たちの命も守っていたというわけです。
もはやシエナはナハト大公家の人たちにとって守り神みたいな存在と言っても過言ではないかもしれませんね。
背後にはエピックも?
今回ナハト大公を襲ったのはユニーク等級の魔獣たちでしたが、デボン曰くユニーク間での協力はほとんど観測された事例が無いとか。
ユニークは知能的に人間に近いレベルの魔獣ということではありましたが、群れずに個々に行動するのが基本なのでしょうね。
そのため今回の事例は極めて珍しいものであり、デボンの推測では背後にエピック等級の魔獣がいるのではと。エピックは人間の水準を超えた魔獣ということでしたね。
デボンによると、ユニークたちの協力は自発的なものではなくエピックの指揮によるものなのではないかというのです。
その推測が正しければかなり厄介なことになりそうですね…。魔獣たちの頂点に立っている存在がナハト大公の命を狙っているということになるわけですから。
そしてエピックがどんな魔獣なのか気になるところ。まさか前回ロレイナたちが”その方”と呼んでいた存在がエピックだったり?見た目は人の姿のようでしたが、あり得そうな気はしますよね。
シエナに爵位を
またナハト大公家には皇室からの手紙が。皇帝の蟄居が終わったことを知らせる意味でフェアリー祭りの最終日にパーティーを開くのだと。
そしてなんとその場でシエナに爵位を授与するのだとか。
凄いことになりましたね~。まさかの爵位授与ですか。ただテラフォーマーとして皇帝の命を救ったと考えたら妥当なのかもしれません。
シエナが早く回復して爵位授与式で元気な姿を見せてくれるといいですね。
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