ピッコマで公開されている「愛され悪女が消えた世界」の感想と考察になります。
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「愛され悪女が消えた世界」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【69話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
パルビス侯爵家のその後
パルビス侯爵夫人の葬儀の場では、息子パルビス小侯爵とミナンシ伯爵一家が親密そうにやり取りを交わしていました。
小侯爵は前回シエナのことを睨んでいた人物ですね。ロレイナのおかげで母が安らかに眠りにつくことができたと彼は勘違いしているみたいです。
そういうわけで小侯爵はミナンシ伯爵家に恩義を感じていて、何か困ったことがあればぜひ協力したいのだとか。
パルビス小侯爵はロレイナ側の味方ということで、今後シエナと敵対する厄介な存在になりそうですね…。と思ったところ、その後のパルビス侯爵家のことがナレーション形式で明かされることに。
なんと葬儀後にパルビス侯爵家は完全に没落することになるらしく。皇室に支払わなければいけない税金の横領やその他様々な悪事が明らかになり、破滅してしまったみたいです。
そのため彼らがミナンシ伯爵家の力になることは無く。そういうことであればミナンシ伯爵家の味方になりそうな描写は不要だった気がしますが一体何だったのでしょうか…。
そしてシエナとしては敵対する家門が一つ減って好都合でしたね。
ロレイナと初対面
葬儀の場でシエナはロレイナと顔を合わせることに。今世では初対面ということになりますね。
想像していた通りですがロレイナは愛想がよく、妹ができたみたいで嬉しいと言いながら笑顔でシエナの手を握ってくるという。
前世と同じですね。それでシエナはロレイナのことを受け入れてしまったわけなので。
そんなロレイナのことを見てシエナは確信。やはり前世と変わってないねと。
今世ではナハト大公家の人たちが別人のように優しくなり、もしかしたらロレイナも同様に変わっているのではとシエナは内心期待している部分もあったみたいです。
ただ実際に会ってロレイナの表情や態度を自分の目で見て確認し、そんなことは無かったとすぐに分かったのでしょう。
全ての人が騙されてしまうであろうロレイナの笑顔も、一度経験しているシエナには通用しなかったみたいですね。
シエナからの忠告
親しくなろうと手を握ってくるロレイナですが、シエナはその手を振り払うことに。そして自分たちが良い関係になることはあり得ないとはっきり言い放っていました。
これにはロレイナも動揺しているよう。相手の反応が想像していたものと違ったのでしょう。
あなたの優しいふりは全部演技だと知っているからとシエナが立て続けに忠告すると、ロレイナはすぐに本性を表すことに。もっと馬鹿だと思ってたのにねと言って意地悪そうな表情を浮かべるという。
やり取りの間シエナは終始余裕そうな表情であり、一方のロレイナはだいぶ苛立っている様子でした。
とりあえず初対面の印象はシエナのほうが何枚も上手だったように見えましたね。もちろん相手のことをよく知っているからというのはありますが。
これから真っ向からぶつかることになるシエナとロレイナの戦いがどうなるのか楽しみです。
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