ピッコマで公開されている「愛され悪女が消えた世界」の感想と考察になります。
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「愛され悪女が消えた世界」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【51話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
私が皇帝を助ける
皇帝が大量の邪気に感染していることが判明。そしてそれはおそらくロレイナの計略により人為的に起こされたであろうということも。
またヘサロス曰くそれが皇帝の病気であるなら治癒魔法で治すことは不可能なのだと。邪気を浄化することはテラフォーマーにしかできないからとか。
前世でロレイナが皇帝の寿命を1年延ばすことしかできなかったのもそのためなのでしょう。
名誉を得るためなら皇帝の命を救うべきだと思いますが、治癒魔法しか使えないロレイナにそれはできなかったということですね。
そういう意味では皇帝を救えるのはテラフォーマーであるシエナであり、私が陛下を助けると彼女は決心しているようでした。
シエナには頼もしいヘサロスもそばにいますし、どうにか皇帝の病気を治して救うことができるといいですね。
そこは皇帝のテリトリー
それからシエナは皇帝の提案により2人きりでそこの庭園を散歩することに。
今いるこの庭園は皇帝のテリトリーということらしく。テリトリーとはテラフォーマーが形成する円形の結果だという説明が第30話でありましたが、皇帝は帝国で指折りのテラフォーマーなのだとか。
そして皇帝が頭の中で思い浮かべたものを具現化したのがこの庭園なのだと。それは極めたテラフォーマーだけが為せる業のようですね。
ただその庭園には花など咲いておらず、雑草だけが生えた荒れ地のようで。それは邪気に感染して苦しみに耐えている皇帝の心を反映したものなのでしょう。
自身の能力を明かす
荒れた庭園を目にしたシエナは、痛みのせいですかと皇帝に質問。体内のコアの横に黒いものが見えると。
そんな彼女の指摘に皇帝は驚いているようでした。まさかこの幼い子に邪気が見えるとは思わなかったみたいですね。
邪気が見えることは秘密にしておいたほうがいいと第49話でヘサロスから助言がありましたが、シエナはここは明かすべきタイミングだと判断したのでしょう。
それから邪気のことを見抜かれた皇帝は、もうほとんど余命は残っていないとナハト大公とシエナの前で明かしていました。
シエナが皇帝のことを助けるためにはまず病気のことを打ち明けてもらう必要がありますから、ひとまず第一歩を踏み出せたという感じかもしれませんね。
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