ピッコマで公開されている「愛され悪女が消えた世界」の感想と考察になります。
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「愛され悪女が消えた世界」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【28話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ヘサロスとの対話
儀式の場で気を失ってから目を覚ましたシエナの前には火の玉の姿のヘサロスが現れました。
どうやらネックレスは仮の姿みたいなものだったらしく、これが本当のヘサロスの姿というわけですね。シエナの周りをふわふわと浮かんでいて可愛いです。笑
シエナは合意していなかったわけですが、あの儀式の場で正式に契約が成立していたらしく。あの浄化水に手を浸すこと自体が契約を求める行為だったそうで…。知らず知らずにシエナは契約条件を満たしていたみたい感じなのでしょうね。
一方的に契約を結ばされたことでシエナはヘサロスを詐欺師呼ばわりしていましたが、何だかんだ受け入れたみたいです。
あと儀式の際の浄化の炎は周囲の人たちはシエナの魔法だと思っているわけですが、実はヘサロスの仕業だったらしく。シエナが馬鹿にされないよう彼女のふりして力を披露してくれたよう。
そのおかげできっとシエナも今後世間から軽くみられるようなことは無いでしょう。
何だかんだシエナとヘサロスのやり取りは楽しそうな雰囲気で、見ていて微笑ましいですね。
実は邪気のせい?
ナハト大公城の謁見室ではギルディニャック伯爵夫人と娘イザベルが犯した罪に関する審議が行われていました。
ナハト大公を目の前にして震えている伯爵夫人たち。彼女らはなぜ自分たちがこんな愚行を犯してしまったのだろうかと自身も理解できていないよう。
シエナを侮辱して毒を飲ませようとしたり部屋に閉じ込めたりなど、冷静に考えてあり得ないと思っているみたいです。
というのもどうやら彼女らは邪気に支配されていたようで、儀式中のヘサロスの炎による浄化を受けて正気に戻ったとか。
なるほど~。ずっと性格が悪い親子に見えていましたが、全て邪気のせいだったわけですね。
取り返しのつかないことをしてしまったと自身の過ちを悔いて涙を流す姿は、今までとは違ってまともな人という印象。元々はちゃんと善人だったのでしょう。
ナハト大公が剣を手に持ち、今すぐここで処刑されそうなところ、部屋にはシエナが入ってきました。
どうやらシエナは伯爵夫人らが邪気に支配されていただけだと事実をヘサロスから聞き、それを伝えにきたよう。ヘサロスの言葉ならと皆信じてくれたみたいです。
シエナは優しいですね。見て見ぬふりをすることもできたと思いますが、伯爵夫人らが不当に罰せられるのを見過ごせなかったのでしょう。
邪気の支配から解放されて善人に戻った伯爵夫人とイザベルは今後も物語に関わってくるでしょうか。シエナがイザベルと親しくなるなんて展開もあるかもしれませんね。
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