ピッコマで公開されている「愛され悪女が消えた世界」の感想と考察になります。
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「愛され悪女が消えた世界」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【14話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
護身符を作るも…
前世で護身符を作ってはどうかとロレイナから提案されたシエナ。
シエナは護身符の作り方について知識が乏しく、しかも微々たる魔力しか持っていないながらも、試行錯誤を重ねてどうにか下級程度のものを作り上げることに。
少しでも助けになって欲しいとその護身符をアシエルに渡したわけですが、シエナはそれが部屋の隅っこに捨てられているのを見つけてしまうという。
かなり頑張って作ったのに気の毒ですね…。前世のアシエルは本当に酷い。
もしかしたらこうやって惨めな思いをさせるのがロレイナの思惑だったのでしょうか?
また回想シーンの中にはアシエルだけではなくミハエルも出てきて、シエナに対して暴言を吐いてくるという。
これまで前世のアシエルやミハエルのムカつくシーンは少ししか出てきませんでしたが、こうやってしっかりと描かれると、今世で彼らにどれだけ優しくされても拒否感を覚えてしまうシエナの気持ちがよく分かります。
そして彼らの態度が前世と全然違うのがなぜなのか、その理由がますます気になってしまいますね。
情けはいらない
場面は今に戻り、ディナーのときに気を失ってから目覚めたシエナは、やはり月の揺籃は嫌だということで落ち着くメイド部屋へ移動することに。
翌朝ミハエルがシエナのもとにやって来て、なぜメイド部屋で過ごしているのかと問い詰めてきました。
もっと暖かいベッドで寝たほうがいいとシエナのことを心配しているわけですが、その態度が彼女にとっては煩わしいよう。
今情けで優しくされても、それが裏切りに変わるときに感じる痛みが計り知れないものだからと。
ロレイナが現れたらどうせ皆冷たくなるのだとシエナは確信していて、それなら始めから優しくしないで欲しいということですね。
ちなみにミハエルはシエナがメイド部屋にいるのを見て、メイド長デボラが陰で虐めているのではと疑っていましたが、そこはシエナがきっぱりと否定。
確かにデボラは少しあたりが強いところもある気がしますが、ちゃんとシエナのお世話をしてくれていますからね。
あらぬ疑いをかけられてしまってデボラがちょっと気の毒に思えてしまいました…。苦笑
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