ピッコマで公開されている「愛は要らないのでお金でも稼ごうと思います」の感想と考察になります。
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「愛は要らないのでお金でも稼ごうと思います」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【92話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
噛み合わないやり取り
王宮内でハミルとアリスティーネが一緒にいるところへとやって来たタルカン。
彼は咄嗟にアリスティーネを自分のほうへと引き寄せ、こんなところで何をしているのだとハミルを警戒しているよう。
一方ハミルはルーになりきったままタルカンに敬語を使い、アリスティーネは彼のことを友達だと紹介していました。
これにはタルカンも困惑を隠せない様子。アリスティーネを守ろうと咄嗟に割って入ったら2人とも意味わからないことを言い出すわけですからね。
逆にアリスティーネのほうはタルカンとルーは知り合いだったのかと驚いているようで。色々と間違っていて噛み合わないのも当然ですね。笑
そんな状況でアリスティーネは帝王眼の発動の兆候を感じ、その場を離れて噴水の水面を覗き込むことに。
国王ネプテルの命を救うヒントが得られるかもわかりませんから、タルカンらと会話中だろうとお構いなしということでしょう。
意外と兄弟仲良し?
アリスティーネは一人で噴水を覗き込んでおり、その間ハミルとタルカンは2人きりで話をすることに。
そこでハミルはアリスティーネが自分の正体を知らないことをあっさりと明かしました。そして名前をルーと偽っている使っていることも。
誤魔化そうとしても絶対バレることなので正直に話したのでしょうね。タルカンとしてもさっきまでのやり取りの噛み合わなさに納得でしょう。
ちなみにルーという名前はハミルの幼名であり、タルカンも知っていたようです。
そしてこれでアリスティーネとの友人関係も終わりかとハミルは少し寂しそうな様子。やはり本心で彼女と親しくなりたかったのですね。
一方タルカンはハミルが騙してきたことについて怪訝そうにしながらも、今回は目を瞑るとか。
ハミルとタルカンのやり取りを見ていると意外と悪い関係でもないように見えますね。いがみ合いながらも本心で相手を憎悪している雰囲気ではなさそうです。
2人の子供時代の回想シーンもチラッと描かれましたが、そこでも対立する関係ではなさそうで普通の兄弟という印象。
王妃なんかは本気でタルカンを嫌っているでしょうが、王位を争う本人であるハミルはそうでもないのかもしれませんね。
帝王眼で見たのは
一方アリスティーネが覗き込んでいる噴水の水面には、国王ネプテルが亡くなる日の昼食での光景が映し出されていました。
飾られている装飾や参加者の服装、髪の長さなどでその日だとアリスティーネは推測できたみたいです。帝王眼を最大限活かすには賢さが必要なのでしょうね。
ネプテルを救うために何かヒントを得ることができるのか、続きが気になるところです。
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