ピッコマで公開されている「ニセモノ皇女の居場所はない」の感想と考察になります。
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「ニセモノ皇女の居場所はない」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【77話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
妖精の女王の怒り
ウィリアムのもとへとやって来た妖精の女王セルピア。
彼女はその部屋にあった布を手に取り、間違いなく自分の子供たちの羽で作られたものだと悲しそうな様子。例のウィリアムの商団で販売しているという妖精の羽布ですね。
それからセルピアは怒りをにじませた表情を浮かべ、罰を受けさせるためにウィリアムを連れて行くとか。生きたまま羽を捥がれて死んでいった同族の苦しみを味わわせてやるとも。
前回ラストシーンの時点では被害を受けた妖精たちを救おうとしているのかと思いましたが、もはや救えるような段階ではなかったのですね…。そのため目的がウィリアムへの復讐だったと。
ちなみにセルピアを連れてきたのはフィローメルの意向ではなくルグィーンの独断だったみたいですね。
まさかの話にウィリアムもゾッとして青ざめている様子。妖精たちを殺したのはハンターだと主張するも、そんな言い訳が通用するはずがなく。妖精の力でウィリアムは気を失い、抵抗もできず連れて行かれることに。
どうやらハンターたちもすでにセルピアのほうで捕えているらしく、ウィリアムと一緒に全員まとめて罰を受けさせるよう。おそらくは苦しめたうえで殺すつもりなのでしょうね。
これまで妖精たちを殺してきたということで、妖精たちに同じことをやり返されるのも当然でしょう。
フィローメルには好意的
気絶させたウィリアムを連れて行くセルピアですが、別れ際にフィローメルとも少し会話を交わすことに。
どうやらセルピアはフィローメルに対してかなり好意的なよう。今回ウィリアムを捕まえることができたのはフィローメルのおかげであり、しかも妖精の羽布の製造や流通を禁止する法案を最初に提案したのが彼女であるとも知っていたようで。
どうやら3年ごとに開かれる種族会議でセルピアは皇帝ユースティスと話をして、フィローメルのことを聞いていたみたいですね。
そういうわけでセルピアはその場でフィローメルに妖精の加護を与えてくれて、彼女は何やら少し青いオーラに包まれることに。
妖精の加護というものに具体的にどのような効果があるのかは触れられませんでしたが、きっと今後何かの機会に力が発動してフィローメルを守ってくれそうですね。
ハウンズ商団の主人に?
ウィリアムが所有していたハウンズ商団は、今回の妖精の羽布の件であらゆる違法行為が明らかになり大打撃を受けているよう。
そういうわけでウィリアムに代わる臨時商団主という人物がフィローメルのもとを訪れてきて、新しい商団主になって欲しいと頼んできたとか。
フィローメルは皇家の貴賓でもありますし、商団を復活させるためには最適な人物ということなのでしょう。
しかし彼女は商団などに興味は無いよう。商団の一つくらい所有してもいいのではというルグィーンの助言もあるみたいですが、彼女はどうするつもりなのですかね。彼女の決断が気になるところです。
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