ピッコマで公開されている「愛され悪女が消えた世界」の感想と考察になります。
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「愛され悪女が消えた世界」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【80話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ロレイナがそこにいた理由は
シエナがレベッカ夫人のブティックへやってくると、なぜかそこにいたロレイナ。
皇室専用ブティックにもかかわらず彼女がそこにいた理由はというと、レベッカ夫人が持病を持っているためお見舞いにやってきたからなのだとか。
その話を聞いたシエナは、治療する代わりに服を要求しようという意図だろうとすぐに察していました。
まあ治療とは言ってもロレイナには治癒能力など無くて、患者の生命力を消費して命を削ることで健康状態にするだけですが…。
一方ロレイナはシエナに対して苛立っているよう。自分は苦労して大人気のレベッカ夫人のブティックの服を手に入れようとしているのに、シエナは皇帝の許可を受けてあっさりと皇室専用ブティックを利用でいるわけですからね。
その場は険悪な雰囲気にはなったものの、シエナと一緒にミハエルもいたことで揉め事にはならず。ロレイナは不服そうにしながらもその場を立ち去っていました。
今後ロレイナがまたレベッカ夫人との接触を図ってくるかもしれませんが、シエナのほうで阻止してあげられるといいですね。
もう大切な人たち?
ブティックからの帰りの馬車の中、シエナはロレイナについて考えていました。
ロレイナは思っていたよりもずっと平凡な人であり、持っているものは美貌と処世術だけだと。それと同時にロレイナを動かしている黒幕が背後にいるはずで、皇帝やナハト大公に危害を加えたのもその人物だろうとも。
まさにその通りでしょうね。ミナンシ伯爵夫人とロレイナが”その方”と呼ぶ黒幕的な存在が第77話でも登場していましたから。
またシエナはナハト大公、アシエル、ミハエルらのことを頭に思い浮かべ、もう彼らは自分が知っていた過去の人たちではないと思ったよう。だからナハト大公家に迫る危機を傍観することはできないと。
シエナは前世でナハト大公家の人たちに蔑ろにされたせいで今世でも距離を置いてきましたが、今は違うみたいですね。もうシエナにとっても大切な存在になったということでしょう。
不気味な声
真っ暗で不気味な空間の中、アシエルには霊のようなものが纏わりつき、何か囁いているようで。シエナはアシエルに好意を抱いているだろうと。
そしてアシエルは虚ろな表情で、シエナが私に好意を…?と呟いていました。
これは一体どういう状況なのですかね…?アシエルの周りには黒いモヤモヤのようなものがあって、まるで邪気に侵されているようにも見えなくもないですが。
何者かの魔の手がアシエルに及んでいるのか、それともシエナのことで悩んでいる彼自身のただの心情描写という可能性も?真相が気になるところです。
シーズン2終了
今回の話でシーズン2が終了となりました!
このタイミングでシーズンの区切り目ですか…。ラストシーンのアシエルの不気味な描写が何だったのか気になってモヤモヤしてしまいます…。笑
そしてシーズン2を振り返ると、シエナは皇帝の邪気を浄化して大怪我を負ったナハト大公の命も救い、彼女が大きく成長したシーズンだったと言えそうですね。
一方ロレイナの背後に黒幕的な存在がいることも明かされ、ナハト大公家を守りたいと思うようになったシエナが強大な敵にどう立ち向かうのか。
シーズン3が待ち遠しいですね!
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