ピッコマで公開されている「意地悪な姑をやめたら、みんな私に執着します」の感想と考察になります。
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「意地悪な姑をやめたら、みんな私に執着します」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【80話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
皇帝へ報告
今すぐ報告したいことがあるということでアレクセイは皇帝に謁見。突然のことに皇帝も驚いているよう。
そこでアレクセイが伝えた内容はというと、帝国内で偽造貨幣が流通していること、そしてその主犯が第1皇子レノルドであるということでした。
前回皇室倉庫を確認したフリーデリックは、第1皇子の印章が押された金庫から大量の偽造貨幣を見つけたみたいです。動かぬ証拠を掴んだわけですね。
まさかのことに皇帝は驚いて唖然としている様子。ただその皇帝の反応にアレクセイは違和感を感じたようで。
というのも主犯がレノルドだったという話には驚いていたものの、偽造貨幣が流通しているという初っ端の話はスッと受け入れており、偽造貨幣の存在自体は元々把握していたみたいですね。
皇帝の立場としては積極的に大ごとにはしづらい問題だったらしく。まあ今のところ皇帝は悪い人ではなさそうですが、それでも保身に走ってしまったということでしょう。
皇帝の意図は
偽造貨幣について存在を把握しつつも見て見ぬふりをするしかなかった皇帝ですが、実は狙いを持って少し動いたらしく。
それは第66話でヴァロワ公爵領で成功している馬車事業を首都でもやって欲しいとアンリーチェに頼んだこと。馬車事業では貨幣の動きが多く、それによってヴァロワ公爵家が偽造貨幣を見つけることに期待していたみたいです。
つまりヴァロワ公爵家に偽造貨幣について調べさせるために、アンリーチェに馬車事業を頼んだわけですね。
愛する妻が利用されたことにアレクセイは怒っているものの、こっちも大変だったんだと言わんばかりに皇帝は逆ギレするという。笑
まあ本気で険悪な雰囲気になっているわけではなく、ある程度親しい関係だからこその言い合いという感じですかね。
マスコミに告発
レノルドの偽造貨幣問題についてフリーデリックはすでにマスコミへ情報を持っていて告発したよう。
この部分に関しては皇帝の合意なしにアレクセイとフリーデリックの独断でやったみたいです。
事後報告を受けた皇帝は驚いたよう。もしかしたらレノルドの罪を隠そうと思っていたのかも…?アレクセイたちからしたらとても受け入れ難いことでしょうね。
その日の新聞の夕刊で偽造貨幣問題が報じられ、自分の名前が載っているのを目にしたレノルドは突然笑い出すという。そしてすぐに笑みは消え、歯を食いしばって怒りを露にしていました。
あまりの怒りにまずは笑いが出てしまったのかもしれませんね…。
当然その怒りは告発者であるフリーデリックに対してでしょう。何をしてくるか分からないのでフリーデリックには気を付けて欲しいものです。
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